まさにぃの折り紙コラム

折紙師範まさにぃのブログ。

脳トレに最適!風船基本形から作るユニット折り紙。

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明日、地域の方向けに講座をやさせていただくことになりました。


90分くらいの短い時間なので、軽い内容にしようと思うのですが、もし時間があったらやろうと思っているのがコレ。


パーツを作るのは簡単ですが、組み方がパズルみたいで面白いんですよね。


グループで協力して、頑張ってもらおうと思います。


さて。
この作品の折り方・組み方について、ざっくり解説していきましょう。


❶スタートは風船基本形
❷パズルのような組み立て方
❸きれいな配色のススメ
では、どうぞ。


♦︎♦︎♦︎


❶スタートは風船基本形
まず、同じ大きさの紙を6枚用意します。

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縦・横は谷折り、ナナメは山折りにします。


折り筋どおりにシュッと畳めば、「風船基本形」の完成です。


パーツはこれで完成。
慣れればサクサク量産できると思います。


余談ですが、これをひっくり返すと、折り鶴などでよく使う「正方基本形」になります。

覚えておくと、便利ですよ。

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❷パズルのような組み立て方
パーツが6個揃ったら、いよいよ組み立て。

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4つのカドの色が交互に露出するよう、となりのカドに差し込んでいきます。
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うまくいけば、6つ全てのカドが交互に重なり、規則的な多面体「正八面体スケルトン」が完成するはずです。


❸きれいな配色のススメ
この作品は折り紙を6枚使いますが、色のチョイスは3色がオススメ。


向かい合わせで同じ色を使うと、3つの正方形を貫通させたような仕上がりになり、とても綺麗です。


なお、白か黒を混ぜると、他の2色が引き立ちます。


もちろん、6つ全部が違う色でもOK。自分の好みの配色を、色々試してみましょう。


♦︎♦︎♦︎


というわけで、風船基本形ユニットの解説でございました。


グループワークにもなるし、脳トレにもなる、便利な題材です。


ちなみに、一人でクリップなどの道具を使わずに完成させるのは、ちょっとコツが要ります。


慣れてきたら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

<素材紹介>

トーヨー教育折り紙

紙質が比較的しっかりしているので、練習にも本番にも使えます。

ショウワグリム ハーモニーBOXもおすすめ。 

 

<テキスト紹介>

 

 

日本折紙協会「おりがみ4か国語テキスト100」 

 

 

テキスト選びに迷ったらコレ。

今回の「風船基本形」だけでなく、伝承作品を通して様々な基礎を学べます。

この記事をご覧になって「ためになった!」「今後も応援したい」と思った方は、ぜひページ下部から記事をご購入ください。
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折り紙講座のエース・ちなちゃんの「あじさい折り」「ミニバラ」。

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今日は、ちなちゃん(小5)の作品をご紹介。


あじさい折りの基本形E・基本形Fと、川崎敏和「バラ」です。

ちっさ!!


家でも相当やり込んでいるらしく、会うたびに上達している気がします。


題材もYouTubeから探してきて、私が知らなかった作品をどんどん教えてくれます。


人に教えるのも上手だし、普通に大人相手の講師やれるんじゃないか。私も頑張らねば。


さて。
今日は彼女の作品を、一つ一つ見ていきましょう。


❶温かみのあるミニバラ
❷ホイル紙の基本形E
❸冴え渡るちなちゃんの実力
では、どうぞ。


♦︎♦︎♦︎


❶温かみのあるミニバラ
バラのアップです。

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型崩れすることなく、しっかりまとめられています。ちなちゃん、上手になったなぁ…


紙の大きさが半分になると、当然ながら面積は4分の1。あくまでも印象ですが、4倍難しくなる気がします。


また、大きさが半分になると、それに対して厚みは2倍になります。


難しいけれど、きちんと作ることができれば、この「厚さ」によって、温かみが出るんですよね。


紙のペラペラした質感ではなく、より生き物らしさを演出することができます。


❷ホイル紙の基本形E
ホイル紙の難しさについては、当コラムで何回か紹介したところ。


とりわけ、あじさい折りは難度が高いです。
紙が傷つきやすく、弾力もないので、いつものペースで折れないんですよね。


折り筋の仕込みも、ごまかしが効きません。いつも以上に正確さが求められます。


ホイル紙×あじさい折りは、大人もビビって手を出さない代物です。すごいぞ。


余談ですが、8月2日〜5日に「ホイル紙×あじさい折り」の詳しく解説しています。

Instagramのライブ配信のおさらい&次回に向けて。 - まさにぃの折り紙コラム

インスタライブ中盤戦! 〜ポイントは「優しさ」と「爪楊枝」〜 - まさにぃの折り紙コラム

ホイル紙ピラミッド、ついに完成! 〜まさにぃの折り紙ライブ FINAL〜 - まさにぃの折り紙コラム
良かったら、後ほど見てみてくださいね。
 
❸冴え渡るちなちゃんの実力
左上、ピンクの作品は、「基本形F」。


一つ一つのカドを見ても、うーん…
ズレがない。
アップにしても、ズレがない。


この正確さ、同じ講座に来ている大学生のはぁちゃんに匹敵するのではないか。


ホイル紙で基本形Eといい、いつの間にこんなに上手になっていたのか。改めて驚かされます。


きっと、自宅でたくさん練習しているのでしょう。私も負けていられませんね。


♦︎♦︎♦︎


はい。
というわけで、今日はちなちゃんデーでございました。


褒めちぎってますが、本当に凄いんだから仕方ない。


そういえば、バラって5月のイメージがありましたが、調べたら秋に咲くバラもあるんですね。


そろそろ私も、佐藤ローズの練習を再開しようかな^^

 

<テキスト紹介>

◆川崎敏和「折り紙夢WORLD」

 バラの出典はこちら。表紙の機関車は、いつか折ってみたい大作です。

◆プロジェクトF「あじさい折りおりがみ」

 基本形を習得したら、ハイレベルな作品にチャレンジしてみましょう!

あきとくんの手裏剣と、「紙の厚み」についてのコラム 〜折り紙は、ピッタリ過ぎてもNG?〜

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今日は、あきとくん(小1)が作ってくれた手裏剣をご紹介。


この作品は以前、講座メンバーのたけるくんが教えてくれました。
(8月27日の記事をご覧ください)

簡単にできる、折り紙4枚の手裏剣をどうぞ。 - まさにぃの折り紙コラム

普通の手裏剣よりも簡単で組みやすいので、あきとくんもすぐに覚えられたようです。


銀河の絵柄と、カラーホイル紙のギラギラ感がカッコいいですね。戦隊ヒーローの特殊武器みたい。


折り方はこちら。

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とても簡単なので、初心者にもオススメです。


さて。
今日のテーマは、「紙の厚み」。
テキストには載っていないけれど、必ずついて回るこの問題について、ちょっと考えてみました。


❶ピッタリ過ぎると、逆にマイナス。
❷あえて少なく折る。
❸思いついたら、何でも試そう。
では、どうぞ。


♦︎♦︎♦︎


❶ピッタリ過ぎると、逆にマイナス。
紙の厚みによって、どれほど誤差が出るのか。
実際にやってみましょう。


今回の作品は、カドを尖らせる動作を除くと、


・中心線に両端を合わせて折る。
・さらに両端を、再び中心線に合せておる。
・中心線を使って、半分に折る
という3ステップ。


最初の段階でピッタリ中心線に合わせ過ぎると、次に折るときに両端が中心に引き寄せられ、重なってしまいます。


最後は、そこを重なったまま折らなくてはいけません。
紙はシワクチャになってしまいます。


これがいわゆる「厚みの誤差」。
ハンカチやタオルを折ると、必ず内側の端がはみ出ますよね。
アレと同じ現象です。


❷あえて少なく折る。
この問題は、あらかじめ少なめに折ると解決します。


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①まず、左右で1mmずつ少なく折りましょう。
②重ねたままもう一度折るシーンでは、下側の紙が浮かないよう、あらかじめ折っておきましょう。
③両端を中心に折る。
④左右1mm(計2mm)ずつあったスキマが、半分の0.5mm(計1mm)になっています。


最後に、まとめて半分に折ればOK。
びっくりするほど、ピッタリ折れるはずです。


最初に空けた「左右1mm」が、誤差を相殺してくれたんですね。


❸思いついたら、何でも試そう。
以上のように、「あえてずらす」という動作が、今回のキモです。


テキストに載っていない工夫をすることで、作品のクオリティが上がる場合もあるんですね。


もちろん。テキストどおりに折るのは基本中の基本。


そのうえで、ちょっと視野を広げて、柔軟に考えてみましょう。


今回の方法に限らず、思わぬ発見があるかもしれません。


♦︎♦︎♦︎


というわけで、今回のテーマは「厚みの誤差の相殺」でした。


もちろん、誤差の度合いは紙によって異なります。
失敗を恐れず、色々試してみてください。


みなさんは、普段どんな工夫をしていますか?

 

<素材紹介>

キラキラ輝く、ホイル折紙をどうぞ。

普通の紙より難度は上がりますが、完成品の綺麗さはホレボレします。

折り紙SNSで大人気の「ハムスター」に、子供たちがチャレンジ!

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講座の子供たちと一緒に「ハムスター」を折りました。


いっくん(小5)、ちなちゃん(小5)、たけるくん(小3)、そして私。


難しいところが多々あり、何度も手が止まってしまいました。辛そうな表情を見ると、こちらもなんだか胸が苦しくなります。


途中、何度も諦めかけたけど、時間ギリギリのところで全員が完成。


みんな、よく頑張りました。感動です!!


さて、今日のコラムはこんな感じ。

❶一目惚れ→テキスト即買い
❷講座のメンバーも一目惚れ
❸冬眠するハムスター
では、どうぞ。


♦︎♦︎♦︎


❶一目惚れ→テキスト即買い
そのかわいらしいデザインは、Twitterでは専用のタグが現れるほどの人気ぶり。


私も、見た瞬間から一発でファンになってしまいました。


ちなみに出典は、「第24回折り紙探偵団コンベンション折り図集 Vol24」。
考案者は、勝田恭平さんです。


Amazonなどの大手通販サイトにはなく、運営元の「おりがみはうす」のHPからしか買うことはできません。

おりがみはうす 第24回折紙探偵団コンベンション折り図集 Vol.24
ポチれないうえ、価格は2700円+送料と、結構高い。


でも、コレを折りたい一心で買ってしまいました。


❷講座のメンバーも一目惚れ
テキストを講座に持ち込んで紹介したところ、来ていた3人(いっくん・ちなちゃん・たけるくん)が全員「やる!」と即答。


親御さんも「かわいい!」と目を輝かせていました。


男性も女性も、子供も大人も、この作品を見たすべての人が「かわいい!」「ほしい!」「折りたい!」といったリアクションをしてくれます。


SNSでは既に「ハムスター旋風」が巻き起こっていますが、もっとメジャーなメディアで紹介される日も近いのではないでしょうか。


❸冬眠するハムスター
写真は、たけるくんが作った「冬眠するハムスター」。

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彼がハムスターを完成させたあと、ちなちゃんの「あじさい折り・基本形E」を組み合わせたものです。


あじさいをクッションに、ぴったり箱におさまるハムスター。とってもかわいいですね^^


♦︎♦︎♦︎


ということで、今回はハムスターを褒めちぎる内容でございました。


だってしょうがない。

かわいいんだから。


ちなみに、先程さらりと書きしましたが、ちなちゃんの作った「ホイル紙の基本形E」は、単体でも結構スゴイです。


こちらも、後日改めて紹介させていただきますね。

 

折り紙作家・佐藤直幹さんの「ハチドリ」にチャレンジ!

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佐藤ローズでおなじみ、佐藤直幹さんが考案された「ハチドリ」を折ってみました。


以前に折った「初代五角バラ」も添えて、カラフルな花畑を演出。

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偶然にも、同じ方がデザインした作品が再会する形となりました。
佐藤ローズ×佐藤ハチドリの共演です。

(バラに関しては、9月14日のコラムをご覧ください)

バラ折り紙の代名詞「佐藤ローズ」に、遅ればせながら初挑戦! - まさにぃの折り紙コラム


ハチドリの折り方は、佐藤さんのTwitter(Naomikisato)で公開されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
解説も丁寧で、とっても分かりやすいです。


さて、解説はご本人のツイートが一番分かりやすいですが、私なりの観点でも書いてみました。


❶ベースは鶴の基本形
❷ハーモニーカラーが人気
❸慣れてきたら、小さなサイズで
では、どうぞ。


♦︎♦︎♦︎


❶ベースは鶴の基本形
折り鶴の工程の中間地点、♦︎(菱形)のかたちを「鶴の基本形」といいます。


この形はとっても優秀で、さまざまなパターンの鳥を作ることができるんです。


今回のハチドリも、4つのカドで「頭・羽根・尾羽」の4つをデザインする、とてもポピュラーな形です。


クチバシや尾羽は、カドを潰して細く。
羽根は、曲線の折り目をつけて丸みを帯びさせています。


同じ基本形から、こんなに違う鳥が生まれるのは、折り紙の奥が深いところですね。


❷ハーモニーカラーが人気
ハチドリはカラフルな鳥なので、華やかな絵柄がオススメ。


今回使ったのは、ラインハーモニー。
うるさすぎない、自然な仕上がりが気に入りました。
SNSで見かけたものも、ほとんどの方がグラデーション系の絵柄を使っていました。


ちなみに、佐藤さんご本人は、英国旗柄でも折っていました。とってもオシャレ!


完全するまでどんな仕上がりになるかわからないので、色々と試してみましょう^^


❸慣れてきたら、小さなサイズで
15cmで折れたなら、もう少し小さなサイズに挑戦してみましょう。


11.7cmで折ったら、より本物らしいサイズになりました。
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ハチドリは、世界で最も小さな鳥。
10cm以下の種がほとんどなので、これでもちょっと大きめかな…?


15cmの半分、7.5cmでもかわいくできます。
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ちょっと細かくなるので難しいかも?


慣れてきたら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。


♦︎♦︎♦︎


余談ですが、これを初めて折ったのは、ファミレスの席待ちの時間。
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作業中、隣のファミリーがずーっと見ていたので、完成品をプレゼントしたらとっても喜ばれました。


席待ちの時間の退屈を、過ごして和らげることができて良かったです^^

 

<素材紹介>

自然なグラデーションが美しいハーモニーカラー。

今回使ったのはラインハーモニーですが、ソフトハーモニーもいい感じに仕上がりそうです。

折り紙一枚で魅せる、黒いライオン。

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地域で行われる展示会に、私の折り紙作品を出すことになりました。


テーマは「動物」に決めたので、とりあえず「神谷哲史作品集2」のライオンを折ってみました。


完全にネタバレですが、審査があるわけでもないし、まぁいいでしょう。


だって、せっかく作ったんだから、早くお見せしたいじゃないですか。

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さて、今日のコラムは感想をサクッと。
❶5年ぶりの再挑戦!
❷黒いライオンもありじゃない?
❸本番はこれからです!


では、どうぞ。


♦︎♦︎♦︎


❶5年ぶりの再挑戦!
実はこの作品、5年前に一度だけ作ったことがあります。


数々の苦難の末、完成はしましたが、クオリティは無残なものに。
自分の未熟さに、涙を飲んだ覚えがあります。


しかし今回は、苦戦はしたものの、やっと満足のいく完成度になりました。


当時と比べて、少しは実力がついたのかな。
成長を実感できて、とっても嬉しかったです。

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❷黒いライオンもありじゃない?
やっぱり私は、黒色が好きなんです。
ヘマタイト(赤鉄鉱)や黒曜石のような、黒光りした感じがたまりません。


薄い色と比べて染料が多く、紙の厚みがネックになるのですが、そのぶん紙質はしっかりしているので、プレスを強めにバキバキと折っていけます。


ちょっとライオンには不向きかな…と思いきや、意外にも良い感じに仕上がりました、


まるで彫刻みたいですね。
やっぱり黒色のシブさは、病みつきになります。

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❸本番はこれからです!
今回のものは、あくまでも試作品。


本番の色は、もう決めてあります。
完成したら、改めてお披露目させていただきます。


それにしても…やはり黒色もイイな。
これも並べて出品しようか、真剣に検討しようっと^^


♦︎♦︎♦︎


数年前には折れなかったものが、折れるようになる。
この喜びは、言葉では表せません。
ずっと折り紙を続けてきて、本当に良かったと思います。


皆さんも、今は難しいと思っても大丈夫。


寄り道・回り道をした末に、いつか今回のような再会があるかもしれません。


その際には、一発で折れた時よりも大きな感動があるはずです。


それまで無理せずに、コツコツ積み重ねていきましょう^^

 

<テキスト紹介>

おりがみはうす「神谷哲史作品集」

日本・世界の折り紙界をけん引するスーパースター、神谷哲史氏の作品を多数収録。

今回ご紹介した「ライオン」は、この本の続編である「神谷哲史作品集2」に収録されています。

Amazonでの取り扱いがありませんでしたので、気になる方は下記のHPからどうぞ。

おりがみはうす - 神谷哲史作品集2

 

【折り紙ライブ】裏表あじさい・一輪のミニマムチャレンジ!

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昨日、Instagramで「裏表あじさい・一輪」の解説も兼ねたライブ配信をさせていただきました。


ご覧いただいた方、一緒に作ってくれた方、素敵な写真をアップしてくれた方。
たくさんの方に感謝です。


ライブでも申し上げましたが、この作品は、私のオリジナルではなく、「あじさい折りおりがみ」というテキストのもの。


今回の配信で「もっとやってみたい!」と思った方は、ぜひチェックしてみてくださいね。


ということで。
今回はライブのおさらいと、昨日の様子をお送りいたしましょう。


❶まさにぃ流の組み立て方
❷魔法の言葉「した・よこ・ななめ」
❸まさかのミニマムチャレンジ!
では、どうぞ。


♦︎♦︎♦︎


❶まさにぃ流の組み立て方
まず、完成時の見た目を考えて、折り筋の仕込みは最小限にしました。
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たたむ時は、テキストに書いてある内容ではなく、ちょっと工夫しました。
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この方法なら、ナチュラルに一発でたたむことができるうえ、工程をいくつか省略できます。


全工程を説明すると著作権に引っかかりそうなので、気になる方はテキストと私の投稿を見比べながらやってみてくださいね。


私の写真が、作品づくりの助けになれば幸いです。


❷魔法の言葉「した・よこ・ななめ」
ベースを組んだ後は、4方向の花びらを作っていきます。


ここも、テキストを見て苦戦する方が多い印象です。


あまり考え過ぎずに、テンポよく組み立てましょう。


左上の花びらの場合は、
①ヒダを折り下げる
②1枚を右にめくる
③左ナナメ上に折り上げる
あとは、花びらを倒して完成。


このテンポを「した・よこ・ななめ」
と唱えながら折っていくと、不思議なくらいあっさり完成します。


❸まさかのミニマムチャレンジ!
今回は、解説だけしてサクッと終わるつもりでした。


しかし、その場のノリで「どこまで小さくできるか」という話になり、限界までチャレンジすることに。


2分の1、4分の1、8分の1、そして16分の1。


一辺は9.375mm。
うわ、カットだけでもしんどい…
というか、カッターの刃より細いんだけど。


終盤は、だんだん変なテンションに。
一度だけ自分のライブを見直したのですが、これはひどい
「辛いよパトラッシュ」とか言ってるし…

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完成品は5mm以下(理論値は4.6875mm)。

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皆さんの応援のおかげで、無事に時間内に完成させることができました。やったぜ!

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♦︎♦︎♦︎


ということで、今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。


あれから1日経ちましたが、「私も折ってみたよ!」というお知らせをたくさんいただきました。


たいへん光栄なことです。皆様に改めて、感謝申し上げます。


今後とも、まさにぃの折り紙コラム・折り紙ライブを、よろしくお願いいたします^^