佐藤ローズの考案者・佐藤直幹さんと一緒に「ハイブリッドティーローズ」を折ってから、もうすぐ1週間。
(2019.07.09の記事)
masanii-origami.hatenablog.com
およそ2時間の間に、本当にたくさんのアドバイスをいただきました。
佐藤さん、ありがとうございました。
少しずつではありますが、教わったポイントを言葉にしていこうと思います。
まだ上手くできないところはありますが、私自身、おさらいの意味も込めて。
テキスト「1枚の紙から作るバラの折り紙」を見ながらお読みいただければ幸いです。
今日は、第1弾【仕込み編】をお送りいたします。
❶折り筋は「弱め」がよし
❷工程8の「理想形」
❸最重要は「バランス」
では、どうぞ。
♦︎♦︎♦︎
❶折り筋は「弱め」がよし
折り筋は強すぎると、ふんわり仕上がらないそうです。
強くプレスしないと紙が一体にならず、曲線が出にくいと思っていたので、これは盲点でした。
私の川崎ローズがカクカクしてしまうのは、仕込みが強すぎたのかもしれませんね。
弱過ぎると目印にならないので、折りやすさ(組み立てやすさ)とのバランスが重要になりそうです。
私はまだ、試行錯誤の真っ最中。
開拓のしがいがあります!
❷工程8の「理想形」
仕込みの中盤・工程8について、テキストにないアドバイスをいただきました。
ポイントは3つ。
こちらの写真をご覧ください。
①フチと折り線を平行に
こちらは、テキストの工程7にも出ていますね。
折っているうちに、気がつくと歪んでいることがあります。
こまめにチェックしながら、ゆっくり進めていきましょう。
②フチはギリギリまで折らない
ここは、花びらの外側になるパーツ。
紙に負担がかかるので、少し余裕を持って折るといいそうです。
(折り手にしか見えないレベルでOK)
③左側のカド
綺麗に作れると、フチからほんの少し上にハミ出ます。
先程の②の幅が大きいと出なくなりますが、極端に歪んでない限り、5箇所とも同じなら大丈夫。
今のところ、以上3つでございます。
すべてを満たす形は、一発ではなかなか決まりません。
微調整しすぎて、折り線がたくさんつかないように注意しましょう。
(私は、よくやってしまうんですよねぇ…)
❸最重要は「バランス」
佐藤さん曰く、一番大切なのは、
「5箇所すべて、完全に同じように折れていること」。
5箇所それぞれ、まったく同じ仕込みをするのは、意外と難しいです。
どこか1箇所でもズレていると、組み立てる際に「あれっ?」となるんですよね。
(「あじさい折り」でも、よくありますよね)
「平行線、ズレてますよ」
私の甘いところを見抜いては、何回も指摘してくださる佐藤さん。
「本来なら、誰が何回やっても、同じ作品ができます」
折り紙界の重鎮からのこの言葉、身が引き締まる思いです。
♦︎♦︎♦︎
佐藤ローズ【仕込み編】、いかがだったでしょうか?
佐藤さんからいただいたアドバイスに、私の言葉を混ぜてお送りいたしました。
ここからはいよいよ【組み立て編】。
しっかり解説できるように、頑張って作ります!
あっそうだ
佐藤さん、こんな事も言っていました。
折り紙って普通、四角形でしょ?
だから、4回折って満足しちゃうんだよね。
最後の5つ目を忘れないようにね。
だそうです。
ですよね!
忘れちゃいますよね!!
私だけじゃなくて良かった\(^o^)/
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