パリからお届け、まさにぃでございます。
この日は1日お休みをいただき、フランス在住の、ある方に会ってきました。
そう。
その方とは…
佐藤ローズの考案者・佐藤直幹さんです!!
お会いできるだけでも光栄なのに、私が滞在するモンパルナスまで、迎えに来てくださいました。
さて。
どうしてこんな事になったのか。
経緯も含めて、この日のことをお話しいたします。
❶Twitterで繋がった縁
❷至福の個人レッスン
❸ヴィヴァルディを大人買い
では、どうぞ。
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❶Twitterで繋がった縁
昨年の秋。
佐藤さんがTwitterで公開していた「カラス」を折った時のことです。
(2018.10.19の記事)
masanii-origami.hatenablog.com
記事を読んだ佐藤さんがコメントをくれて、その時使ったセリアの「Starry Sky」をお譲りすることになりました。
折り紙をフランスへ発送した、数日後。
お礼として、佐藤さん自作のバラ「ロゼット咲きのオールドローズ」が届きました。
(その日は偶然、私の誕生日でした!)
今でも、家宝として大切に飾っています。
そして、先月。
私のフランス出張で、1日休みがもらえる事が発覚。
佐藤さんに「お会いできませんか?」とダメ元でDMを送ったら、まさかのOKをもらえました。
ほ、ほんとに会ってくれるとは…
喜びと緊張に震えながら、ついにこの日を迎えたのでした。
❷至福の個人レッスン
食事をしながら少しお話ししてバイバイ、かと思いきや。
「紙を持ってきたので、一緒にやりましょう」
え?
ほんまに?
佐藤さんと佐藤ローズ折れるの??
ということで。
パリ・モンパルナスのカフェ(言ってみたかっただけ)にて、バラの個人レッスンをしていただきました。
教わったのは「ハイブリッドティーローズ」。
折る強さから整形のコツまで、細かいところまで丁寧に教えてくださいました。
1個目は一緒に、2個目は私一人でのチャレンジ。
もちろん佐藤さんには及びませんが、初めてにしては、それなりに形にする事ができました。
まさか、こんな日が来るなんて…!
生きてて良かった。まじで。
ぜひ今後のコラムで、皆様にシェアしたいと思います。
日本に帰ったら、たくさん作って上達しようっと\(^o^)/
❸ヴィヴァルディを大人買い
夢のような個人レッスンのあとは、佐藤さんから驚くべき一言が。
「私がよく紙を買う場所があるので、一緒に行きましょう」
え?
いいんですか!!!!
何だ、この盆と正月が一緒に来たような展開は!
カフェを後にした私たちは、地下鉄に乗って素材屋さんへ。
お目当ては、フランス・キャンソン社製の「ヴィヴァルディ」です。
独自の粘りと、日本にはない鮮やかな発色が、バラにピッタリの素材。
日本では、名古屋にある「紙の温度」でしか取り扱っていないそうです。
※通販はあります
まずは希少な「真紅」を大人買い。
ネイビー、水色、黄色、紫…
それから、黒いバラも人気が高いということで…
まさにぃの物欲が止まりません。
最後に、絨毯のような「起毛紙」。
箱の内装などに使われる素材で、折りづらいけれど、仕上がりはとても綺麗とのことです。
ヴィヴァルディと起毛髪、トータルで何枚買ったんだろう…
1枚の値段はそんなに高くないけれど、まったく覚えていません。
カードの請求額は…まぁ、何とかなるでしょう!
フランスに行ってフランス製の紙を買い付けるという、とっても貴重な経験をさせていただき、大満足の1日でした。
<2019.7.10追記>
後日「紙の温度」のサイトを調べましたが、たぶんコレです。
(私は買ったことがないので、ご自身の責任でお買い求めください)
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これらの出来事はすべて夢で、目が覚めたら日本のスタバで居眠りしていました。
というオチを疑ってしまうくらい、最高の時間を過ごさせていただきました。
お時間を作ってお越しいただいた佐藤さん。
本当に、ありがとうございました!