まさにぃの折り紙コラム

折紙講師まさにぃのブログ。

【至高のおりがみ】難度5オーバーの「グリフォン」に挑戦! 〜感想とポイント解説〜

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至高のおりがみ、チャレンジ第4弾は「グリフォン」。


難度は、5段階の「6」。
え、5段階じゃないの…


そんな意味不明の作品に挑んだ理由はひとつ!


かっこいいから!

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ということで、気合いを入れて挑んだのでした。
折ってみた感想と、ちょっとしたアドバイスをお送りいたします。
今日は、豪華6本立て!


❶コピー用紙、限界を迎える
❷横着まさにぃの26cmチャレンジ
❸足指のヒダは「めくる」と良い
❹ノリを上手く使おう
❺段折りは、順序が大切
❻結論:小さいと迫力に欠ける。
では、どうぞ。


♦︎♦︎♦︎


❶コピー用紙、限界を迎える
グリフォンの推奨サイズは「35cm以上」。


「以上」て…


周りに大きな紙がなく、結局カメレオンの時と同じようにA3のコピー用紙で試作することに。


A3=29.7cmは無謀かとも思いましたが、大まかな折り方が体感できればいいと思って飛び込んでみました。


工程16までの仕込みで、いきなりフレームの厚みが7枚分になってしまうのがキツイですよねぇ。


工程17以降は、フレームごと折っていく必要があるので、誤差がかなり心配です。


試しに、フレームを開いたまま、内側だけ折り筋をつけていくことにしました。


しかし結果から言うと、これはNGでした。
フレームごと折らないと、大事なところに折り筋がつかないんです。
本番を折るにあたり、大切な教訓となりました。


だんだん進んでいくにつれて、やはり厚みが限界を迎えます。


脚と足指は完全に諦めてスキップ。
「とりあえず完成」を目指します。


で、出来上がったのがこれ。

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出来上がってません。
でも、顔の部分は満足。


ま…まぁ、今回は試作だしな!
これくらいにしといてやろう!


❷横着まさにぃの26cmチャレンジ
よし、大まかな作り方は分かった。
難しいけれど、技術的には何とかなりそうだぞ。


しかし…大きな紙がねぇ!


なぽさんやNくんが教えてくれた、セリアの53cmを買いに行きたいが…


出かけたくねぇ!
正月はどこも混んでいるッ!!


ということで、カメレオンと同じ、キャンドゥの26cmでチャレンジしました。


とりあえず、厚みを克服するために、序盤から全力プレス。


足指はテキスト通りには折れましたが、やはり無理矢理感が残りますね…
アングル次第でごまかせますが、裏側から見ると、苦労の跡がくっきり。
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❸足指のヒダは「めくる」と良い
足指を折り出す際に、ヒダを引っ張り出すシーン。


無理に引っ張ると中心が裂けます。
周辺をガバッと開いて、少しずつめくっていくと良いでしょう。


ズルズルと引っ張り出すよりは、ベリベリと上下に剥がしていく感じでしょうか。


「めくる」「軽く引っ張る」を交互に繰り返せば、ポコッと端の方まで出すことができます。


周辺を開きすぎて戻らなくなってしまったら、折っていない反対側を見ながら修復すれば大丈夫です。


❹ノリを上手く使おう
私の場合は紙が小さかったこともあり、足指に苦戦しました。


どんなにプレスしても、紙が開いて太くなってしまいます。


ここは、道具の出番です。
爪楊枝でヒダの内側にノリを仕込んだ後、事務用のダブルクリップでプレス。


しばらく放置すると、何とか形にはなりました。


他にも、パーツの随所にノリを仕込んでいます。
弾力がある紙には、かなり有効です。


ノリが糸を引いて表面に付着したり、はみ出たまま固まってしまわないよう、慎重に作業しましょう。


❺段折りは、順序が大切
顔や脚、翼など、随所に出てくる「段折り」。


山折りと谷折り、クシャッと同時にやってませんか?


しっかり正確に折るには、山折りと谷折り、どちらかを先にキッチリやるのがオススメです。


①工程151(顔のヒダ)
「谷→山」がオススメ。
上方向に谷折りしたあと、まとめて内側にしまい込むように山折りするとラクです。


②工程201・205(翼の模様)
折り線が、網目状の折り筋の交点を通るポイントを探しましょう。
目印がハッキリあるのは、山折り・谷折りのどちらでしょうか?
場所によって異なるので、テキストをよーく観察しましょう。


③工程207(前足の仕上げ)
ここは「山→谷」がオススメ。
上の限界ラインを山折りで決めてから、下を谷折りすると良いです。
谷折りが先だと、折るポイントを予測しづらいんですよね。
(とはいえ、私の場合は厚過ぎて超アバウトになってしまいました)


他にも段折りは何回か出てくるし、他の作品にも応用できる考え方なので、ぜひ一度試してみてください。


❻結論:小さいと迫力に欠ける。
26cmで作ってみて、まず思ったこと。


迫力がねぇ!
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エデンの園の門番、黄金の守護神。
馬や牛をまとめて持ち去る巨体と怪力を誇るグリフォンが…


ハリネズミと同じサイズじゃねぇか!!
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顔のサイズと爪楊枝の比較を見て、改めて小ささを実感。
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技術的に折れるとか、そういう問題ではなく、やはり小さすぎるのも良くないですね。


50cmくらいの、大きな紙で折るのをオススメします。


前述のセリアの53cmか、包装紙でも良いと思います。


♦︎♦︎♦︎


というわけで、「至高のおりがみ」第4弾、グリフォン奮闘記でございました!


これ、集中して作ったら、何時間でできるのでしょう?


紅白を観ながらチビチビ折り始め、スキマ時間に少しずつ作っていったので、結局5〜6日もかかってしまいました。


解説にもつい熱が入り、かなりの長文になってしまいました。
お付き合いいただき、ありがとうございました\(^o^)/

P.S.
「至高のおりがみ」の過去作品も、良かったらご覧くださいませ。

masanii-origami.hatenablog.com

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