「剣弁高芯咲きのバラ」を、タント35cmで折ってみました。
前回のヴィヴァルディ25cmと比べると、大きさは1.4倍。かなり大きいです。
(前回:2019/10/26)
masanii-origami.hatenablog.com
紙が大きいとパーツの細部は見やすいのですが、折るのは結構大変でした。
手が大きい方ではないので、指が届かないんですよねぇ。
少し歪んでしまいましたが、手に余るサイズの大輪は、迫力満点です。
さて。
今日はタイトルのとおり、ハロウィン仕様でございます。
一方で、解説はがっつりテクニカルにいきますよ!
🍀今日のトピック🍀
❶偶然のハロウィンカラー
❷2ステップ同時作戦
❸花びらの密着テク
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❶偶然のハロウィンカラー
前回の背景が白メインだったので、今回は黒メインで撮ろうと思ったら。
テーブルに、ハロウィン柄の缶が転がっていました。
以前、ギフト用にダイソーで買ったものです。
(2019/10/26)
masanii-origami.hatenablog.com
なぜ食卓に10日前の折り紙グッズが放置されているのか、という問題は置いといて…
黒い背景と、オレンジ寄りのバラ、それに前回の「DARK RED」と「VIOLET」を合わせて、ハロウィンらしい写真になりました。
バラの帽子がちょうど影になって、ダークな雰囲気。
こういう感じ、好きです。
❷2ステップ同時作戦
以前から苦労していた「花びらの折り出し方」について、今回は工程をアレンジしてみました。
テキストでは、工程59〜61を1枚ずつやったあと、工程63〜64を1枚ずつやります。
今回はこれらの工程を結合させ、1つの花びらを工程59〜64まで一気に進めました。
それを5回繰り返せば、結果はテキストと同じです。
こうすることで、折った紙が浮く前に、花びらを固定させることができます。
あとは、安心して2個目以降に着手していけばOK。
苦し紛れに試してみたテクですが、意外と上手くいきました。
皆さんのお好みは、どっちでしょう?
❸花びらの密着テク
今回はもう一つ、花びらが浮かないように細工をしています。
ポイントは、前述の工程64が終わったところ。
花びらの根本を横にグリッと押し込んで、本体に沿わせるように曲げています。
ここに曲線を作ることで、先程折ったパーツがロックされるわけです。
ちなみに、以前にもテーマに挙げた「1列目・2列目の配置」ですが、今回はこんな風になりました。
以前アドバイスいただいたorigami_fleurs19さんがおっしゃる通り、1列目が上です。
2列目の花びらは、下をガバッと開くのではなく、内側に折れた状態で固定することにしました。
キッチリ作るうちに、自然とこうなったのが不思議です。
次も同じようになるか分かりませんが、今回は結果オーライとしましょう。
もちろん、これらの形が100%正解ではないと思いますが、良かったら参考にしてみてください。
皆さんも何か工夫しているポイントがあれば、お寄せいただければ幸いです。
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というわけで、今日は「写真はハロウィン・解説はテクニカル」という二本立てでございました。
季節モノのグッズを並べて写真を撮るのは、やっぱり楽しいですね。
さあ、家に各色のタント紙が揃ったので、次のカラーは何にしようかな。
たぶん、また「剣咲き」を折ると思うので、よりきれいな仕上がりを目指します。
次回のコラムも、お楽しみに^^