最近は「電車内シリーズ」が恒例でしたが、久しぶりに自宅で折り紙ができました!
今日ご紹介するのは、鶴田芳理さんの「うし」。
かわいらしいコロコロした形と、ホルスタインの白黒模様。
シンプルで、折り紙らしい雰囲気がステキです。
テキストは、「新世代 至高のおりがみ」。
「うし」は難度1。比較的ハードルが低めの作品です。
と思ったのですが…
実は完成するまでに、色々あったんです!
❶テキスト暗記タイム
❷まさかの大苦戦!?
❸恒例の「アップルパイ曲線」
では、どうぞ。
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❶テキスト暗記タイム
昨日の通勤電車では座れなかったので、テキストを読み込むことにしました。
カンどころを理解しておけば、折る時間が短縮できるはず!
仕上がりサイズは、元の半分くらいかな?
ここは立体的なのか、なるほど…
という具合に、脳内で「エア折り紙」を繰り広げていました。
まるで、百人一首の記憶タイムのようです。
(やった事ない)
でも、全工程を記憶するのはムリでした。
(当たり前)
そんな能力があるなら、今頃私は通勤電車に揺られていません。
超エリートになっているか、ニセアカギ(※)のごとく裏社会で暗躍しているでしょう。
※麻雀漫画「アカギ」の登場人物。最期は血を抜かれて死ぬ。
なお、テキストは持ち歩くには大きいので、家を出る前にページを撮影しておきました。
以前にも言いましたが、あくまでも自分で買った本を、自分で折るための手段なので、外部に送ったりしちゃダメですよ。
❷まさかの大苦戦!?
テキストを予習したことだし、楽勝だろう!
と、自信満々にスタートしたのですが…
ん?
あれ??
最後のひっくり返すシーン(工程50)が、どうしてもできない。
完全に手が止まってしまいました。
散々いじくり回して、30分くらい格闘した結果…
エラーは工程43にありました。
テキストでは「首の根元」を開くはずが、胴体からザックリ開いていたことが発覚。
修正したら、あっという間に完成しました。
テキストの読みが浅かった結果の大苦戦。
完全に油断してました。
「難度1」だからって、ナメたらアカン!
天童よしみに説教された気がします。
VC-3000のど飴買って帰ろう…
❸恒例の「アップルパイ曲線」
工程の最後には、フチを丸く凹ませて4本の足を作ります。
マックのアップルパイの箱のように、曲線に折り目をつけることで、立体的に膨らませることができるんです。
この曲線をきつくすると、より丸っこくなります。
直近では、同じテキストの「ドードー」でも使っているので、良かったら参考にしてみてください。
(2月4日に紹介)
masanii-origami.hatenablog.com
そういえば。
アップルパイといい、三角チョコパイといい、噛み締めた瞬間にドゥルッと滴る熱々のクリーム、何とかならないものでしょうか。
猫舌の私にとって、アレは致命傷なんです。
どなたか、上手な食べ方を教えてください。
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はい。
話がいろんな方向に脱線したので、最後に折り紙の話題でシメましょう。
ハイレベルな作品が並ぶ「至高のおりがみ」の中でも、難度1の作品はまだあります。
例えば、加藤駿さんの「ヨット」。
15cm×15cmで折れる、貴重な作品です。
(折り方を2枚使います)
近いうちにチャレンジして、ご紹介させていただきますね^^