久しぶりに、うさこさんの作品をご紹介。
ちなちゃん(先日、ダリアで虹を作った子です)が綺麗な紙をくれたので、同じものを作ってみたとのこと。
このダリアは元々、あじさい折り・基本形Aを覚えたてのいっくんが、YouTubeから探してきたものです。彼の熱心な普及活動のおかげで、すっかりウチの講座の定番になりました。
SNSで皆が折っているのを見ると、12枚ある花びらのカドを全て折り込んでいるパターンが多いんですね。そもそも、一体誰が考案したんでしょうか。
基本形Aとその派生はできたけど、基本形Eや「発展」は、まだハードルが高い。しかし何かバリエーションを増やしたい。そんなニーズにバッチリ答える優秀な題材だと思います。花びらを折り出す際、90°のカドを3等分して段折りするのは少し高度かもしれませんが、理論より実践。言われるがまま2〜3個作ってしまえば、あとは感覚でイケる方がほとんどです。ご年配の方も何人か完成させることができ、その完成度に自身でも驚いていました。
さて、我が家の庭には、妻のお父様が植えた皇帝ダリアがあります。毎年秋ごろになると、「これでもかッ!」というほど伸びてきます。
皇帝ダリアは4〜5m伸びるそうで、2階のバルコニーで洗濯物を干す妻の身長を凌駕するほどの高さまで成長します。あまりの存在感に、妻は毎朝「あ、どうも」と挨拶するそうです。
妻いわく、それはそれは美しい光景だそうです。実は私は一度も見たことがありません。今日知りました。妻ごめん。
今年の秋、それでも私はリビングにこもって折り紙をするつもりです。