青色の「ハイブリッドティーローズ」でございます。
前回は黄色いバラを折ったので、暗めの色を試してみたかったんですよね。
有言実行です!
(前回の記事:2019/07/26)
masanii-origami.hatenablog.com
使ったのは、ヴィヴァルディの「AZURE BLUE(アジュールブルー)」。
しっとりとした青色と、落ち着きのある清涼感は、見ているだけで暑さが和らぎます。
さて。
今日は作品解説に加えて、たまには音楽の話でもしましょうか。
❶偶然生まれた金のガク
❷背景はブラックに決まり!
❸AZUREという色について
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❶偶然生まれた金のガク
今回は趣向をちょっと変えて、ガクを金色にしてみました。
その理由はですね。
いつもの緑のタント紙を、家に忘れたからです。
職場の昼休み終了10分前にバラが完成したので、ガクを折ろうとカバンを開けたら…
タントがねぇ!!
入れ忘れるとは、この不届き者めッ!
この貴重な10分をどうしてくれるッ!
あるのは和柄とハーモニーと、ホイル紙だけではないか。
(それでも、それくらいは常備してる)
…ん?
ホイル紙だと?
そうだ、金色にしよう。
(京都に行こう風)
ということで生まれた作品がコレです。
花というより、宝石のような仕上がりになりました。
金色がアクセントになって、意外といい感じですね。
❷背景はブラックに決まり!
バラを折り始める前から、背景は「黒」と決めていました。
黒い画用紙を敷くだけなのですが、全体がビシッと引き締まるんですよね。
今回も、いい写真が撮れて満足です。
ちなみに、私の過去の写真で背景が黒いものは、たいていこの方法で撮っています。
(例えば2019.01.30)
masanii-origami.hatenablog.com
部屋の隅に一枚置いておくだけで、写真のバリエーションがぐっと広がるので、オススメですよ。
❸AZUREという色について
今回使った色「AZURE BLUE」の意味について調べてみました。
「azure」とは、青色の一種。
色々な解釈があるようですが、一般的には空や海など、自然の青を表すことが多いようです。
南フランスのリゾート地「コート・ダジュール(Côte d'Azur)」の語源でもあります。
「紺碧(こんぺき)海岸」と訳されることもあるんだとか。
話が変わるのですが、
Every Little Thingの「azure moon」という曲をご存知の方、いらっしゃいますか?
あまり有名ではないかもしれませんが、高校生の頃に知って以来、ずっと好きなんですよね。
夜に一人で、ゆっくり聴きたい曲です。
意訳すると「碧(あお)い月」でしょうか。
しっとりと深い曲の雰囲気に、ぴったりです。
タイトルの意味を初めて知って、この曲がもっと好きになりました。
良かったら、皆さんも聴いてみてください。
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今回の青いバラは「Azure Rose(アジュール・ローズ)」と名付けることにしました。
曲のタイトルを知るという思わぬ収穫もあり、喜びもひとしおです。
ヴィヴァルディの「AZURE BLUE」は、「紙の温度」の商品ラインナップにもありました。
ぜひ皆さんも、一度試してみてください。