まさにぃの折り紙コラム

折紙講師まさにぃのブログ。

川村晟「ユニットによる蝶」

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文化祭の受付に展示させていただきました。みんな本当にお疲れ様。楽しかったよ\(^o^)/
テグスで吊るしたのはスタッフさんのアイディア。たくさん写真を撮ってくれて嬉しかったです。あと3倍くらい作りたかったなー。

 

取り付けの際は、テグスのねじれを調整し、10個全てが表を向くようにしています。

 

さて、本作品の解説。
ユニットの名の通り、上と下で紙を2枚使います。2枚を合わせるまで工程は一緒。羽を整形する時から作り方が変わります。

 

この作品が優秀なのは…
⚫︎簡単なのにリアル
小学校低学年でもガイドがあれば折れます。6本の足や触角こそありませんが、非常にシンプルで完成度の高い作品です。
⚫︎2枚がまったく外れない。
上下に引っ張ってもビクともしません(取れる前に破れます)。ノリを使わずに、ここまでしっかりしたユニットを組める作品は珍しいです。
⚫︎上下でカラーを変えても綺麗。
動物系の作品で紙を2枚使うときは、色が違うとヘンなので、同じ紙を使うのが普通です。しかし本作品は、色が違っても問題ない。同系色の組み合わせが無難ですが、単色+柄物なんかも面白いかも。
⚫︎どんな柄の紙でもイケる。
大抵の作品には向き不向きがありますが、本作品は千代紙でも、水玉模様でも、包装紙でも綺麗にできる。白紙で作って絵を描いたら、子供が喜びそう。英字新聞なんかで作ったらシャレオツ。

 

ちなみコレは、40年以上前の「月刊おりがみ」に掲載された作品。
いつの時代も、素晴らしい作品は受け継がれるんですね。私が紹介することで、一人でも多くの方に広まれば嬉しいです。

 

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 おまけ。