まさにぃの折り紙コラム

折紙師範まさにぃのブログ。

月刊おりがみ515号より、松野幸彦「クルーザー」「ホオジロザメ」

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あじさい折りばっかりやっていましたが、ちょっと一休み。講座の時間中、たまたま私がフリーになったので、新しい作品にチャレンジしたくなりました。

書籍はこちら。Amazonでは売り切れかな?日本折紙協会でも買えると思います。


さて、今日のコラムは2つの作品の解説と、おまけ。


❶ポコポコ組み上がる面白さ
❷シンプルにリアルなサメちゃん
❸煮詰まったら、違うことをやろう


では、どうぞ^^


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❶ポコポコ組み上がる面白さ
「クルーザー」の解説。
 この作品は、船体の部分を立体的に組み立てるために、一度すべてバラしてから折り筋をつけ直します。


最後は、折り筋どおりたたむだけ。
箱を折るようにポコポコと組み上がっていきます。ナナメに組むところは少し難しいかもしれませんが、完成写真を見ながらやれば大丈夫。時間をかけて丁寧にやりましょう。


紙の開きが気になるときは、ノリでくっつければOK。


❷シンプルにリアルなサメちゃん
仕上がりは少し小さめですが、難しいテクニックは、そんなにありません。テキストの山折り・谷折りをしっかり押さえれば大丈夫。


水の生き物らしい、丸っこい感じを出すには、最後が大事です。頭の下から親指を突っ込んで、人差し指で背中をボコっと凹ませます。鼻先に近い部分は、折らない方がいいかも。


❸煮詰まったら、違うことをやろう
6月ということで、「あじさい折りをやるぞ!」と気合を入れていましたが、頑張りすぎると疲れて長続きしませんね…


気分転換のつもりでやってみた今回の2作品は、かたくなった頭が良い感じにクールダウンできました。

いやぁ、やっぱり折り紙って楽しい。


みなさんは、折り紙をやり過ぎて煮詰まってしまった時、どんな風に気分転換をしますか?