今日は、公民館長さんのあじさい折り特集。
左上:ラティス
右上:斜め折り四段ピラミッド
左下:花折りピラミッド
右下:井桁
館長、相変わらず上手です。やばいっす。
最近は忙しいらしく、定期講座になかなか参加できませんが、たまに顔を出しては、自宅で折った作品を見せてくれます。
毎回、館長さんが来ると、すぐに参加者のみんなが集まってきて「すごい!」「これ1枚!?」と会場がザワザワします。
というわけで、今日は久しぶりに館長さんのお話です。
❶窓を彩るあじさい折り
❷包装紙を有効活用
❸エスカレートするこだわり
では、どうぞ。
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❶窓を彩るあじさい折り
先日、久しぶりに公民館に顔を出したら、館内の大きな窓に、あじさい折りの作品が飾られていました。
太陽の光に透かされて、規則的な陰影がとても綺麗。
右上の写真、ピンクの斜め折り四段ピラミッドのほかにも、大小さまざまな形の作品があり、つい見とれてしまいました。
そこらへんの児童施設や図書館の人はマネできないクオリティです。
❷包装紙を有効活用
館長さんは、よく包装紙を素材として使っています。
自宅に届いたお中元などの包みを、綺麗に開封して保管しておくんだそうです。
実は包装紙は、折り紙にかなり向いています。
大きいから折りやすく、破れにくく、絵柄もカラフルでおしゃれ。
あじさい折りも、もちろん相性バッチリ。
どんな模様が生まれるか、完成するまでわからないのも、楽しみの1つです。
❸エスカレートするこだわり
先日、久しぶりに館長さんとお会いしたら、こんなことをおっしゃっていました。
「適当に折りたたんで保管すると、折り筋を正確につけられないんだよね」
うん、それね。
めっちゃ分かる。
まっすぐに見えて微妙にズレてる、あの感じ。
折り筋を仕込む時に紛らわしい、あの感じ。
仕込み正確さが命のあじさい折りは、特にそうなんですよね。
この記事をご覧の方も、体感したことのある方はいるんじゃないでしょうか
館長さん、いい感じですよ。
順調にオリガミストの道を歩んでいます。
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館長さんは、前から「他の趣味ができなくなるので、あじさい折り以外には手を出さない」とおっしゃっていました。
しかし今や、あじさい折りのトッププレイヤーに。
これはこれで、他の趣味に干渉しないか心配です^^
<テキスト紹介>
プロジェクトF「あじさい折りおりがみ」
今回の4作品、すべてこの本に折り方が載っています。
初めての方にとってはちょっと難しいかもしれませんが、「基本形A」から順番にやっていけば、いつの間にか高度な作品も折れるようになるでしょう。
ハマってやめられなくなる人が続出している、やりずぎ注意の良書です。