地域の展示会レポート第3弾。
大学生のはぁちゃんが作った、あじさい折りの作品です。
タイトルは、
縦・横・斜め線から生まれる様々な形の紫陽花
その名の通り、様々なパターンのあじさい折り作品が、コルクボードに散りばめられています。
下にチラリと見えるピンクのイーゼルも、かわいいですね。
それでは、詳しくご紹介していきましょう。
❶はぁちゃんについて
❷5種類のバリエーション
❸飾り方で変わる表情
では、どうぞ。
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❶はぁちゃんについて
彼女は、先日ご紹介したはぁちゃんママの娘さん(そのまんまですね)。
親子で講座に参加してくれたのをきっかけに、定期講座にもよく来てくれるようになりました。
就活、バイト、自動車免許など、忙しい日々の中、こうして折り紙に時間をさいてくれるのは、本当にありがたいことです。
また、彼女はよく、お母様の作品を撮影して送ってくれます。
写真そのものも綺麗なんですけど、一緒に添えられた文章も良いんですよね。
作品の背景からコミカルなやりとりまで、毎回味のあるコメントが添えられています。
こうしたコンテンツを皆さんにご紹介できるのも、楽しみの一つです。
❷5種類のバリエーション
今回出品してくれたのは、基本形C・基本形F・井桁・蝶の群れ・大小の花・そして花折りピラミッド。
5つある「基本形F」は、「カドを変える」というテクニックを使って、紙の重なり方を変えています。
フラットな部分にもびっしりと付いた折り筋が付けられていて、繊細さを際立たせていますね。
個人的には、中央の「花折りピラミッド」が、イチオシの逸品。
淡いグラデーションの色合いと、緻密な構造が見事にマッチしています。
どこか、秋らしい雰囲気も感じられますね。
❸飾り方で変わる表情
3日前には、同じ定期講座のメンバーである公民館長さんの作品をご紹介しました。
9個の「花折りピラミッド」をピッタリ並べて、箱に収めた形です。
(11月2日の記事をご覧ください)
masanii-origami.hatenablog.com
華やかさに大人の落ち着きが感じられる、館長さんの作品。
一方で、今回のはぁちゃんの作品は、落ち着いた印象に加えて、どこかポップな雰囲気も感じます。
同じあじさい折り作品なのに、作り方・飾り方でこんなに印象が変わるんですね。
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というわけで、展示会に出品してくれたはぁちゃんの作品でした。
最近、定期講座の来てくれている方々がどんどんレベルアップしてくれています。
先生目線であれこれ解説をするのが、おこがましく思うくらいです。
新しい作品を探したり、色々な絵柄を使ってみたり。
こうした皆さんのチャレンジが、私にとっても良い刺激にもなっています。
また、メンバー同士で教え合うのも、よく見る光景になりました。
皆さんから刺激をもらえるだけでなく、こうした新しい交流の場が生まれるのも、講師をやっていて嬉しいことです^^
<テキスト紹介>
プロジェクトF「あじさい折りおりがみ」
今回の作品の出典はこちら。
基本形だけでなく、今回出てきた「カドを変える」という応用テクも、もれなく載っています。
一緒に、グラデーションが美しい「ハーモニーボックス」の折り紙もどうぞ。