まさにぃの折り紙コラム

折紙講師まさにぃのブログ。

1年越しの再挑戦!勝田恭平さんの「ユニコーン」【後編】

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勝田恭平さんの「ユニコーン」、完成です!!

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体と手足の基礎、頭の大まかな作り込みをした前回。
(2020/04/09)

masanii-origami.hatenablog.com

 

後編となる今回は、足先からシッポ、たてがみなど、細部まで一気に仕上げました。

第3回までもつれ込まなくて良かったです。

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☘️今日のトピック☘️

❶リアルな顔が完成!

❷課題が残る細部

❸作品の理解度のはなし


♦︎♦︎♦︎


❶リアルな顔が完成!

目や耳、口まで精巧にデザインされた勝田さんのユニコーン

曲線的な折りが必要な「目」は、爪楊枝の根本(太い方)を使って整形しました。

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直径も丸みもピッタリはまるので、違和感のない丸みが出せています。

ツノは細くしようか迷いましたが、あえて太いまま、力強さを強調させました。

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35cmホイル紙(&私の技術)でどこまで再現できるか不安でしたが、何とか各パーツを折り出すことができました。

上からの光で、リアルな表情がくっきり浮かぶ様子は、まるで彫刻のようです。
我ながら、とても気に入りました!


❷課題が残る細部

完成後にアレンジの余地が多いのも、この作品の特徴です。

たてがみは後ろに流して、なるべく大きく見えるように。

シッポは根元からS字に曲げて、波打つようなカーブを描きました。

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胴体は、動物らしい筋肉質なふくらみを意識しましたが…ちょっとガサガサ感が出てしまいました。

腰のあたりが浮いて、背中がピッタリ閉じなかったのも課題です。

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パーフェクトとはいきませんでしたが、何とかそれなりの形に仕上げることができたと思います。

 

❸作品の理解度のはなし

2回目のチャレンジを終えて、勝田さんに昨年言われた言葉を思い返していました。


折り紙作家は、作品を考案するまでの間に、数えきれないほど試行錯誤を重ねています。

作品への理解度は、1度きりで身につくものではありません。

理解が深まれば、より綺麗に折れるようになります。

今回で終わりではなく、たくさん作ってみてください。


というアドバイスです。

大きなパーツを大胆に折り曲げたり、デリケートな箇所を思い切りよく開いたり。

不安は残りますが、前回よりは躊躇なく進めることができた気がします。


まだまだ、この作品には「攻める」余地がある。

35cmホイルを、また引っ張り出すことになりそうです。


♦︎♦︎♦︎


そういえば、佐藤ローズの沼に溺れてもうすぐ一年。

確かに、折れば折るほど理解度が上がる実感があります。

(まだまだ奥深い世界ですが…)

バリエーションを増やすのも良いですが、こうして反復練習する時間も大切ですね。

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また、折り紙以外に関しても同じことが言えると思います。

一度読んだ本をもう一度読むと、新しい発見があるのと同じ。

タンスの奥に眠ってる本を読み返すと、なかなか楽しいですよね。

折りたい作品、描きたい記事、読みたい本…

出かけられない休日も、充実させられたらいいですね。