まさにぃの折り紙コラム

折紙講師まさにぃのブログ。

ガーデンローズを綺麗に作るコツ! 〜折り紙の「曲線」を追求する〜

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苦手意識があり、しばらく折っていなかった「ガーデンローズ」に、再び挑戦しました!

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最後に折ったのは、実に4ヶ月以上前のことです。
(2019/09/28)

masanii-origami.hatenablog.com

 

きっかけは、先週末に出品した小田急ロマンスカー×佐藤ローズ」
60000形「MSE」のボディカラーに合わせ、青色のガーデンローズを折りました。
(2020/02/03)

masanii-origami.hatenablog.com

 

久しぶりに折るうちに感覚がつかめてきたので、忘れないうちに写真解説を作りました。
先週折ったバリエーションも併せて、お楽しみくださいませ。

 

🍀今日のトピック🍀

❶ヒントは2冊目に
❷気まぐれの青と黒
❸過去の大失敗を想う


♦︎♦︎♦︎


❶ヒントは2冊目に
このバラの難所は、終盤に花びらをガバッと広げる工程40-41かと思います。

無理やり広げて、紙が戻らないようにグリッと圧迫すると、端っこが破れやすくなるのが悩みでした。

ここは、「ロゼット咲きのオールドローズ」の工程30をやると、劇的にやりやすくなります。
2冊目のテキスト「美しいバラの折り紙」です。


ガーデンローズでは、工程9の直後にあたります。

ここで、工程40-41のリハーサルをしておくわけです。

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なお、邪道かもしれませんが、私は曲線の仕込みが苦手なので、あえてラインは直線にしています。

これでも結構イケるのは、過去にも実証済みです。
(2020/01/20)

masanii-origami.hatenablog.com

 

❷気まぐれの青と黒
先日のイベントでは時間があったので、開催中ずっとバラを折り続けていました。

写真の青・黒のバラは、その時に生まれたものです。

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(最後はじゃんけん大会でプレゼントしました)


素材は、ヴィヴァルディの「AZURE BLUE」と「BLACK」。

AZURE BLUEは、海の底に広がるサンゴのように。

BLACKは、ずっしりと重い石のように。

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どちらも、思った以上に綺麗に仕上がりました。とっても私好みです!


鉱物標本に詳しい例の先輩なら、どんな石に例えるのでしょうか。
(2020/01/16)

masanii-origami.hatenablog.com

(2020/01/14)

masanii-origami.hatenablog.com

 

今度、聞いてみようっと。


❸過去の大失敗を想う
4ヶ月のブランクを経て、やっと満足のいくものが作れるようになってきました。

「ガーデンローズ」は、初挑戦の際に散々な思いをした作品です。
(2019/09/02)

masanii-origami.hatenablog.com

 

仕込みの寸法を間違えるという致命傷をやらかし、異様にもっこりした状態でストップしてしまった当時。

泣く泣くバラして仕込みをやり直し、命からがら生還した思い出があります。


今きれいに作れるのは、当時の大失敗や、似た構造の「ロゼット咲きのオールドローズ」で花びらを破りまくった経験のおかげです。

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成功の裏には、大小たくさんの失敗があります。

それは、どんなに上手な方でも同じなのではないでしょうか。

こうしたプロセスも惜しみなくさらけ出すことで、皆さんの上達の一助となれば幸いです。


♦︎♦︎♦︎


苦手意識があったガーデンローズ、今回きれいに作れたおかげで、かなり自信がついた気がします。

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次の課題は、中心の沈め折りの先端を表から「ピョコッ」と見せること。

今回は完全に隠れてしまったので、さりげなく見せるために工夫してみようと思います。

あとは、もう少し花びらのウネウネに自由度を持たせられたらいいな。

 

少しずつの成長が、作品の仕上がりにバッチリ反映されるのは、嬉しいですね。
これだから折り紙は、やめられません。