まさにぃの折り紙コラム

折紙師範まさにぃのブログ。

【講座レポ】折り紙ブースでタケルくんが大活躍!

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先週末、大きなイベントでブースを出させていただきました。

昨年に引き続き、2年連続でお話をいただき嬉しい限りです。

(昨年:2019/01/29)

masanii-origami.hatenablog.com

 

私も含めて5人で参加したのですが、お昼になってもお客様が途切れず、「休憩中」の看板を出す間もないほどの盛況ぶりでした。

展示した作品たちも好評で、持ってきて良かったです。

やはり佐藤ローズの威力はすごいですね…

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というわけで、今日はイベントレポでございます。

🍀今日のトピック🍀

❶想定外の上級者たち
たけるくん一家の活躍
❸佐藤ローズの実演


♦︎♦︎♦︎


❶想定外の上級者たち
一般向けのフリースペースということで、すぐに作れる簡単なものを準備していったのですが…

紹介のために持ってきた上級者向けのテキストに、次々と食いつくキッズたち。


写真の女の子は、前川淳さんの「本格折り紙」を見て、「三ツ首の鶴」に挑戦。

苦戦しながらも頑張って完成させ、最高の笑顔を見せてくれました。

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それから、朝から終わりの時間まで、ほぼ常駐していた女の子。

「シャツ」にはじまり、3枚組のコマ、最後は川崎ローズ。

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一日で、かなり上達したんじゃないでしょうか。

「3枚組のコマ」は、本当に人気がありますね。前日の定期講座でも大ウケでした。
(2020/01/26)

masanii-origami.hatenablog.com

 

そして、リュックに折り紙グッズを満載した男の子。

折り紙ブースを見つけたのがとても嬉しかったらしく、目を輝かせて取り組んでくれました。

彼の理解の早いこと早いこと。

時間ギリギリまで川崎ローズを作り続け、満足した様子で帰っていきました。
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「川畑文昭折り紙作品集」を眺めていた男の子。

折らないよな、まさか折らないよな、と心配していたのですが…

目を離したスキに「スピノサウルス」に手を出してしまいました。しかも15cm…

「黒い表紙はヤバイ」と忠告するチャンスはありませんでした。

結局、お昼をまたいで悪戦苦闘した結果、あえなくギブアップ。

代わりに、簡単なテキストで「お口直し」をしていました。

折り紙がキライにならなければ良いのですが…


たけるくん一家の活躍
この日は小学4年生のたけるくんが、ご両親と一緒に参加してくださいました。

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残念ながらインフルエンザで来れず、事前に作品だけ預かって、会場に展示させていただいた昨年。
(2019/01/26)

masanii-origami.hatenablog.com

 

もちろん今年は大はりきりで、進んで先生を買って出てくれました。

同時に2人、それも別の作品を教えるというスーパープレイ。

お父様・お母様にもお手伝いいただき、たいへん助かりました。


昨年に引き続き、持ってきてくれた作品たちも大好評。

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「作ったの彼です」
「えっ小学生!?」

と驚く大人たちに説明する姿は、後ろからでも嬉しさが伝わります。

朝から一日、ありがとうございました。


❸佐藤ローズの実演
展示していた佐藤ローズへの関心があまりにも高かったので、最後の時間にちょっとした実演をしてみました。

ちょうど折りかけのハイブリッドティーローズがあったので、収束直後のシーンから戻したり、組み直したり、また戻したり。

最後は、そのまま完成まで。

 

居合わせた数人だけのプチ企画となりましたが、とても面白がってもらえました。

(特に、隣のブースのスタッフさん。)


その中で出たのが、こんな言葉。

作られた作品を見ることはあっても、実際にできていく過程は見たことがなかった。
できている作品をガバッと開いたり、組み上がっている過程を見ると、本当に1枚の紙からできているんだな〜って思いました。

確かに作品をバラす機会って、私たちにもあまりないですよね。

折り紙の魅力を新しい人に知ってもらえた瞬間、とっても嬉しかったです。


♦︎♦︎♦︎


多くの方に折り紙を楽しんでいただき、私も楽しめて、休日に早起きした甲斐がありました。

一人でやっていると、一般の方の目線がとても新鮮に感じます。

いつもの定期講座とは違い、日常と折り紙が近くない方なら、なおさらです。


どんな事をやったら「面白い!」と思ってもらえるのか。

何を見せたら「私もやりたい!」と行動してくれるのか。

これからも機会があれば積極的に現場へ出て、自分の目で見て、感じて、考えていきたいと思います。


また、
「教室、近くでやっていないんですか?」
「子供を通わせたくて」

といったお声があり、とても嬉しかったです。

ただ残念なことに、定期講座の会場は、ここから結構遠いんですよね…

いつでも気軽に、ここへ行けば折り紙が楽しめる。

そんな場所が、全国、全世界に、どんどん増えていけばいいな。