先週末の定期講座で、「シンプルローズ」を作りました。
挑戦してくれたのは、今年から社会人になったはぁちゃんと、小学6年生のちなちゃん。
いつも何を折るかは本人次第で、完全フリーな講座にしているのですが、こうして佐藤ローズを選んでくれて嬉しいです。
慣れない五角形からの仕込みと組み立てに苦戦していましたが、しっかり時間内に完成できました!
🍀今日のトピック🍀
❶15cmの偉業
❷はぁちゃんのデビュー作
❸「平面のバラ」をご紹介
♦︎♦︎♦︎
❶15cmの偉業
ちなちゃんは、シンプルローズは2回目。
(2019/11/19)
masanii-origami.hatenablog.com
前回は25cmヴィヴァルディを使いましたが、今回使ったのは15cmタント。かなり小さいです。
私も作ったことのないサイズですが、そこは、7.5cmの川崎ローズを3個繋げる実力のちなちゃん。
お見事です!
それでも、
「ねぇ、花びらがどうしても離れちゃうんだけど」
と、納得いかない様子。
えっとね。
底を折り直すといいよ。
まず、ここのスキマに指を突っ込むんだけど…
えっと…
俺の指、入らねぇ!!
いやキミ、そもそもサイズか小さすぎるんだよ。
いつの間に、期待のはるか向こう側まで行ってしまったちなちゃんなのでした。
❷はぁちゃんのデビュー作
一方で、はぁちゃんは今回が佐藤ローズ初挑戦。
使ったのは、25cmヴィヴァルディの「RED」です。
以前から定期講座の常連である彼女は、今年から社会人。
忙しい中、スケジュールを調整して来てくれました。
初めてとはいえ、もともと「花折りピラミッド」や「井桁」を作れる彼女。
(2018/09/20)
masanii-origami.hatenablog.com
(2018/08/21)
masanii-origami.hatenablog.com
初めての動作の連続に「難しい」と苦笑いしながら進めていましたが、さすがの仕上がりです。
❸「平面のバラ」をご紹介
彼女らがシンプルローズに苦戦している横で、はぁちゃんのお母様が別の作品を折っていました。
川手章子さんの「プレーンローズ」です。
佐藤ローズとは異なり、こちらは完全平面のバラ。
「風車」を発展させたシンプルな構造で、立体的な折り方が少しありますが、比較的折りやすい作品です。
出典は、月刊おりがみ504号(2017年8月号)。
当コラムでも、過去に紹介しています。
(2018/12/05)
masanii-origami.hatenablog.com
今回、写真を撮り忘れたので、上記コラムの写真を引っ張ってきました。
ブローチなどの飾りだけでなく、額縁やデスクマットにも挟める便利なアイテム。
「バラの折り紙って難しい…」とお悩みの方は、ぜひこちらの作品をチェックしてみてください。
♦︎♦︎♦︎
というわけで、今回の定期講座はバラ多めのテイストでございました。
(もちろん、バラ以外の作品を折っている方もいました)
佐藤ローズの魅力を知ったちなちゃん・はぁちゃんは、「ハイブリッドティーローズ」や「ニューモダンローズ」にも興味津々。
「遠心中割り折り」という次なるハードルがありますが、2人の実力なら攻略も時間の問題でしょう。
私が佐藤ローズに没頭して、はや5ヶ月。
こうして一緒に楽しんでくれる方が増えるのは、嬉しい限りです^^