「ロゼット咲きのオールドローズ」を緑色で作ったら、キャベツになりました。
初めてコレを作ったとき、妻に「オクラみたい」と言われたので、いっそのこと野菜方面に舵を切ってみた結果です。
さらに、ガーデンローズ風に花びらを「おわん状」に広げたら、キャベツ感がアップ!
佐藤ローズ愛好家の皆様から石を投げられそうですが…
解説はマジメに行きます。
今日は、特に難しいとされる、中心の構造に迫りました!
🍀今日のトピック🍀
❶気合いのエクセル描画
❷イメージ図を解説します
❸結局、テクが追い付かず
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❶気合いのエクセル描画
オールドローズ1番の見どころは、中心で放射状に広がる5つのスリットでしょう。
ここがどうしても上手くできないので、イメージ図を描いてみました。
【2019/11/21追記】
このイメージ図を出したあと、佐藤直幹さんが別の図説を示してくださいました。星形の頂点が、ちょうど五角形のカドにあたる形です。ぜひ、ご参考に。
なお、2019/11/21のコラムにて、早速この方法を試しています。こちらも良かったらどうぞ。
「ロゼット咲きのオールドローズ」の中心を探究する旅。 〜佐藤直幹氏が明かす「二等分仕込み」とは?〜 - まさにぃの折り紙コラム
右と左どちらも、「沈め折り」の部分だけを切り取った形です。
工程36で折るラインですね。
ちなみにソフトは…エクセルです!
恥ずかしながら、パソコン描画はからっきし苦手でして、PhotoshopやIllustratorすら触ったことがありません。
ドットと文字入れ、コラージュはいつものFotor。
何がともあれ、上手く描けたから良しとしましょう!
正式な展開図ではないので、あくまでも参考までに。
「らせんの線」をはじめ、足りない線もたくさんあると思いますが、複雑なロゼットの中心構造を理解する上で、助けとなれば嬉しいです。
❷イメージ図を解説します
ポイントは、「内側の星形」と「ロゼットの根元」です。(右図)
これが「中心の底」になります。
沈め折りした五角形を、ふくらませる所ですね。
きれいな星形をキープしたまま収束させるのが目標です。
次に、スリットの形。
沈め折りのフチ、つまりイメージ図の輪郭にあたる所です。
それぞれの辺が、スリット1つ分になります。
赤い点から中心に向かって、緑の点に到達するライン。
ここが、綺麗なスリットを作る生命線となります。
ライン通りにボキッと折れば、スリットは「ひし形」に。
ゆるやかなカーブを描けば、流線型になります。
いずれにせよ、10箇所を均等に仕上げることが大切です。
❷結局、テクが追い付かず
これだけ大層なイメージ図を作ったからには、さぞ美しいバラに仕上がったのだろう。
と、思いきや…
そうでもありませんでした。
中心、裂けました。
バランス、歪みました。
なかなか、イメージ図の通りには収束してくれません。
世の中、甘くないですね…
でも、新しい発見が1つ。
内側の星形をもっと細身にすると、中心が沈み込まないことが分かりました。
あとは私のテクニックの問題。
同じやり方で再チャレンジして、バシッと決めたいと思います!
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キャベツ…間違えた。
ロゼット咲きのオールドローズ。
残念ながら、3個目にして攻略ならず。
並べてみると、1個目が一番キレイですね。
ビギナーズラック、恐るべし。
こうした検証のプロセスを公開する事で、皆さんが少しでもヒントをつかむ事ができたら、嬉しく思います。
これからも、お付き合いいただければ幸いです。