まさにぃの折り紙コラム

折紙師範まさにぃのブログ。

折り紙飛行機を極めると、こうなる!細部までリアルなこだわり作品「F-104G スターファイター」

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第25回折り紙探偵団コンベンション講座レポ。
(前回までのレポはこちら)

masanii-origami.hatenablog.com

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さて、今日は日曜日・1コマ目の講習作品です。

Lockheed F-104G スターファイター


紙ヒコーキ好きの子供が絶叫しそうな、ガチ飛行機きました!

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講習当日は満足のいくクオリティに仕上がらなかったので、しっかりとした厚手の紙でリベンジ。

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やっと満足のいく仕上がりになりました。

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それでは、当日の様子をお送りいたします。
❶見本を見て即決
❷止まらぬ飛行機愛
❸Matthew Wongさんと再会


♦︎♦︎♦︎


❶見本を見て即決
実は直前まで、コレとは別の講習を申し込もうと思っていました。

スターファイター」という名前から私が想像したのは、ちょっとカッコ良い系の、宇宙船みたいな作品。


んー、もっと大人っぽい作品をやりたいなぁ。
と思って、見本が並ぶ展示ルームに足を運ぶと…

 

ん?

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おい、ちょっと待て。
何だこのガチなフォルムは。


ちょっとカッコ良い系とか言ってすいません。

超カッコ良い。


次の瞬間、手が勝手にペンを走らせ、気がつくと第一希望がこの作品に書き換わっていたのでした。


❷止まらぬ飛行機愛
折り図が配られ、黙々と折り始める受講者たち。


教室が静かになると、手持ち無沙汰になった作者の方(本名を出して良いのか未確認なので伏せます)のトークが始まりました。


F-104G スターファイターは、アメリカ・ロッキード社製の戦闘機で、第2世代に分類されます。ロッキード社は名前を知っている方も多いですよね。西ドイツなどに導入され、かつての日本ではF-104Jというタイプが導入されていました。飛行速度はマッハ2です。細長い形をしていますよね。当時は最高速度を競う傾向にありましたが、近年ではそこまで早い速度は求められなくなっており…

私が聞き取れたのは、ここまでです。


現代の戦闘機は第◯世代と言われており、第△世代の装備で特徴的なのは×××ですが、それ以降は次第に※※※が重視されるようにり、なんちゃらかんちゃら…

もう止まりません。


トータルでは、この3倍くらいの情報量だった気がします。
とにかく、並々ならぬ飛行機愛は伝わりました。
こういうオタクっぷり、とても好きです。


❸Matthew Wongさんと再会
講習では、Matthew Wongさんとご一緒させていただきました。
5月に勝田恭平さんの教室でもお会いした、香港の方です。
(当時の記事:2019/05/14)

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とっても気さくな方で、カタコトの英語で会話しながら講習を楽しむことができました。
(英語ちゃんと勉強しなきゃなぁ…)


Matthewさんは、相変わらず折るのが速い。
そして、やっぱり上手でした。

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一発目でこれか。


私が大きなイベントに参加する事はほとんどないのですが、こうした出会いがあるのは嬉しいです。


Mr. Matthew Wong, I was glad to play with you :)


♦︎♦︎♦︎


というわけで、超マニアックなリアル紙飛行機、「Lockheed F-104G スターファイターでございました。

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工程数は、74とそこまで多くなかったのも嬉しいポイント。
折り図もいただいて、たいへん充実した講習となりました。

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後日、完成品と実際の写真を見比べてみたのですが、本物とソックリ。

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ベントラルフィンって、コレのことだったのね…
ショックコーンが円錐形ではなく、円錐を半分に割った形になっているのも、こだわりを感じます。
なるほど、音速機はコレがないと気流が乱れてエアインテークが機能しないのか。


…はっ!
私も戦闘機オタクの沼に片足を突っ込んでいるッ!


ハマって戻れなくなる前に、そろそろコラムをお開きにしたいと思います。

作者の方、どうもありがとうございました\(^o^)/