佐藤さんご本人に教わった「ハイブリッドティーローズ」。
ついに本命の「ダークレッド」を試してみました。
完成した「真紅のバラ」は、想像以上にリアル。
満足のいく仕上がりです!
妻が持ってきてくれた深緑のドレスと、色の相性がピッタリ。
綺麗な写真が撮れました。
さて。
今回は【仕込み編】【組立編】の補足情報をお届け。
過去2回の記事も含めて、ご覧ください。
masanii-origami.hatenablog.com
masanii-origami.hatenablog.com
❶収束時の「フチ」の合わせ方
❷花びらの仕上げ、横からショット
❸佐藤さんより追加アドバイス
❹「ヴィヴァルディ」の商品情報
では、どうぞ。
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❶収束時の「フチ」の合わせ方
実は、前回の写真の1枚に誤りがありました。
(すでに削除済みです)
全体を収束させる際、隣同士で合わせるのは、側面のヒダではなく、上のフチ。
まとめた時に、ちょうど5枚の花びらが一直線に繋がればOKです。
写真で解説していますので、ご確認ください。
なお、Instagramに関しては、写真1枚の差し替えができなかったので、記事を上げ直しました。
その前にリアクションいただいた方には、この場を借りてお詫び申し上げます。
❷花びらの仕上げ、横からショット
せっかくなので、花びらを折り出す途中の写真を撮ってみました。
完成した時、一番外側の花びら(1段目)が上から見えるようにするため、ちょっと工夫しています。
1段目:なるべく大きく見せるため、真横にガバッと広げています。
2段目:1段目が隠れないように、花びらをカールさせて内側に寄せました。
正解がどうか分かりませんが、個人的にはキレイにまとまったと思っています。
底(裏側)の写真も載せておくので、参考にしてみてください。
❸佐藤さんより追加アドバイス
ありがたいことに、佐藤さんが私の投稿にコメントをくれて、追加でアドバイスをくださいました。
◯折り筋を弱くするのは、ヴィヴァルディやタントなど、厚い紙に有効です。
◯バラは「仕込んでから整形しかない」という性質なので、紙質が大きく影響します。また、円形になるのも特徴です。
◯和紙を使うときは、ドーサ液を買って「ドーサ引き」をするのがオススメ。
柔らかい和紙に適度なコシが生まれ、折りやすくなります。
テキストの表紙の「ガーデンローズ」は、ドーサ引きした小川和紙を使っています。
ちなみにドーサ液とは、和紙のにじみ防止のために塗る、ミョウバンと膠(にかわ)を混ぜた液のこと。
私は使ったことがありませんが、画材として普通に売っているようです。
(いくつか商品リンクを貼っておきますので、色々探してみてください)
なお、前述❶の誤りを指摘してくれたのも佐藤さんです。
アフターフォローまでしていただき、頭が下がる思いです。
皆さんもぜひ、佐藤さんのアドバイスをご活用ください。
コメントそのものは、Instagramの【仕込み編】にあります。
(2019.07.12)
❹「ヴィヴァルディ」の商品情報
最後に、今回使った紙の情報をお届けいたします。
フランス・キャンソン社製の「ヴィヴァルディ」、色は「ダークレッド」。
通販で買えるお店「紙の温度」のリンクを貼っておきますね。
(ここでの価格は200円)
サイズは、49.5cm×64.5cm。
今回は、正方形にカットしたものを4等分して、そこから五角形を作っています。
ちなみに「ガク」は15cmのタントでいいとのこと。
昨日ポチったので、今日あたり妻が受け取ってくれた事でしょう。
こちらも、作るのが楽しみです\(^o^)/
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というわけで、ハイブリッドティーローズの「ダークレッド」を、解説付きでお送りいたしました。
ガクも折りたいし、「ニューモダンローズ」「バラのつぼみ」も折ってみたい。
それに、2冊目のテキストに載っている作品も気になるところ。
今後も大人買いしたヴィヴァルディを、有効活用していきたいと思います。
いやぁ、佐藤ローズ、楽しいですねぇ!!