「新世代 至高のおりがみ」のなかでも大好きな作品、勝田恭平さんの「ポメラニアン」。
このテキストが発売された少しあと、ご本人のTwitterで、衝撃の情報が。
ポメラニアンちょっとした小ネタ その1
— Katsuta Kyohei (@Kyohei_Katsuta) 2018年12月29日
1.79で折ったカドを更にもう一折り、写真のように折っておくと
2.閉じた眼になります。ウインク。
3.両目同じことをやると笑顔か、眠そうな感じの表情になります。 pic.twitter.com/6JsCsz58tG
「工程79で折ったカドを工夫すると、ウインクします」
という内容。
な、なにッ!?
タダでさえ破壊力抜群(かわいさ的な意味で)なのに…
ウインクするだと!?
いけません、奥様ッ!
期待に胸をふくらませ、職場の昼休みにテキストを開くのでした。
❶ひと手間で、かわいさ急上昇
❷「おねむポメちゃん」も素敵
❸他にも小ネタがありました
では、どうぞ。
♦︎♦︎♦︎
❶ひと手間で、かわいさ急上昇
工程79のあと、色のついた「目」の部分をナナメに折り、細く隠します。
あとは、普通に工程を進めるだけ。
それだけなのに…
このかわいさは、想像以上です!
ご本人のツイートも相当かわいかったのですが、実物のかわいさはヤバイ。
少し右に傾いてしまったのですが、それもチャームポイントです。
そのままアニメキャラになりそうですね。
ゴールデンタイムに子供たちを虜にして、グッズが飛ぶように売れて…
「これ折りたい!!」
というキッズが続出、「至高のおりがみ」も飛ぶように売れ、空前の折り紙ブームが…
なんて未来が、あるといいですね。
❷「おねむポメちゃん」も素敵
同じツイートに、
「両方同じことをやると、笑顔か、眠そうな感じの表情になります」
と書いてあったので、私もやってみました。
おまえ…おまえ…
このかわいさは反則だぞ!
ポケモンかよ!!!
コレを見た人間が戦争をやめて、世界が平和になるレベルのかわいさです。
「かわいいは正義」とは、よく言ったものです。
みんな武器を捨てて、折り紙やったらいいよ。
❸他にも小ネタがありました
勝田さんのTwitterでは、他にも小ネタが紹介されていました。
ポメラニアンちょっとした小ネタ その2
— Katsuta Kyohei (@Kyohei_Katsuta) 2018年12月29日
ある程度ハリのある紙で、しっかりと折れていることが条件となります。
89で折るカドに前足のカドがひっかかっている状態と、そうでない状態とで前足のポーズが若干変わります。余裕があればお試し下さい。
1.ひっかかっている状態
2.ひっかかっていない状態 pic.twitter.com/Ty9yoCEAvo
工程89で折るカドの重なり方次第で、前足のポーズが変わるとのこと。
ココのことですね。
カドを浮かせて前足を内側にしまい込むと、おすましした感じに。
カドをピッタリ閉じて、前足が浮いた状態にすると、しっかり立った状態になります。
個人的には前者の方が好きですが、どちらも甲乙つけがたいですね^^
それと、もう一つ。
構造そのものに手を加えると、三首ポメラニアン、「ポメベロス」ができるとのこと。
ポメラニアンちょっとした小ネタ その3
— Katsuta Kyohei (@Kyohei_Katsuta) 2019年1月1日
ポメラニアンに限りませんが、頭部が紙のカドのみで作られている作品は、カドさえあればその頭部を仕込んで遊ぶことができます。
こちらはお遊びで三首にしてみたものです。ポメベロス。 pic.twitter.com/uSB0nr3SMC
ポ、ポメベロス…
別の意味でインパクト抜群です。
ちょっと折ってみたい…
展開図折り、ちゃんと勉強しようかなぁ。
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というわけで、今日は「ウインクポメちゃん」「おねむポメちゃん」のご紹介でした!
少し手を加えるだけで、かわいさ倍増です。
リビングにちょこんと佇むコイツを見ると、自然と笑顔になります。
もともと難度が高めのポメラニアンですが、ぜひチャレンジしてみてください(^o^)
<テキスト紹介>
山口真「新世代 至高のおりがみ」
「ポメラニアン」の出典はこちら。
「グリフォン」など、同じ勝田さんの作品もあります。
ほかにも最新の作品が満載、大満足の一冊です。
※「ポメベロス」は載っていません