数日前から作り始めた、Valentina Goncherさんの「Revealed Flower」。
折り紙を90枚使った大作が、やっと完成しました!
テーマは「宇宙と銀河」。
大好きな黒色と、直感で選んだキャンドゥの絵柄。
黒い球体から、ポコポコと星や銀河が現れるこの感じ、たまりません。
黒いままでも、上品な青いラインが引き立っていて、とても気に入りました。
さて。
満を持して、今日のコラムをお送りいたします!
❶昨日のつづき
❷差し込みは、スピーディに躊躇なく
❸組み方のポイント
では、どうぞ。
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❶昨日のつづき
前回、中間報告をアップしたのが、2月26日の記事。
masanii-origami.hatenablog.com
昨日の時点でパーツは全て揃ったので、職場の昼休みに全力でトライ。
しかし半分弱しかできず、夕食後に再トライ。
1つずつ缶から取り出しては、丁寧に差し込んでいきます。
まるで、ポテチをつまんでいるようです。
危うく貴重なパーツを食べるところでした。
最後に閉じる前に内側を覗いたのですが、これまた素敵。
光に透かすと、さらに神秘的です。
この光景を思う存分見られるのは、プレイヤーの特権ですね。
❷差し込みは、スピーディに躊躇なく
ここからは、ポイント解説。
差し込む途中で一度パーツを抜いてしまうと、ノリが差し込む側にくっつき、開かなくなってしまいます。
ユニット折り紙に慣れている方はご存知かと思いますが、初心者の方は意外とココで苦戦するんですよね。
私も何度かくっついてしまったので、爪楊枝で「ペリッ」とこじ開けました。
テキストをよく確認して、差し込み口をよく観察したら、一発でキメましょう!
なお、入れてからノリが乾くまでの数秒間は、少しだけ位置を調整できます。
❸組み方のポイント
最初の方は、テキストを見れば大丈夫ですが、パーツが増えてくると複雑になってきます。
そこで、注意ポイントを3つご紹介。
外側になる殻部分を「黒」、内側になる宇宙柄を「青」とします。
①黒同士は、となり同士にならない
どこの部分にも、必ず間に青色が入ります。
②トンガリは「黒1青2」
三角錐を作るときは、必ずこの組み合わせ。
3つ全てを同じ色にしてはダメです。
③「サッカーボール」を意識
青色のみは5つ、青&黒が交互の時は6つ組みます。
五角形が12箇所、六角形が20箇所。
これは「サッカーボール」と同じです。
黒い部分が「青色」、白い部分が「青&黒」です。
こんがらがってしまったら、サッカーボールを画像検索しましょう。
…という感じです!
なお、最後の1つを組むときは、全体がきしむので、意外にスポッと入ります。
ユニット折り紙はたいてい最後が泣き所なので、これは嬉しいポイントです。
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というわけで、2回にわたる「Revealed Flower」のレポートでございました!
これから作りたいと思っている方にとって、少しでも役に立てば幸いです。
お悩みのポイントがありましたら、お気軽にお尋ねくださいね。
工程そのものを教えることはできませんが、できる限りアドバイスいたします。
出典テキスト「バラの折り紙 ツイストローズ」も、ぜひチェックしてみてくださいね。
なお、「こうしたら上手にできた」「こんな配色で作ったよ!」などのお声も、お聞かせいただけたら幸いです。
絵柄のチョイスの楽しさ。
組み上がる過程のワクワク感。
ぜひ多くの方に味わってほしいものです。