来年の1月に、生徒さんの地元で出張講座をやることになったのですが、その際に「イノシシの折り方を教えてほしい」とのリクエストをいただきました。
条件は、
●折り紙一枚で作れる
●玄関に飾れる
●お年寄りでもできる
この3点。
来年の干支ということで、すでに多くの作品が出ていますが、今回は思い切って創作にチャレンジ。
紆余曲折を経て、やっと満足のいくデザインができました!
今日は写真を交えて、折り方をご紹介いたします。
❶まさにぃのこだわりポイント
❷嬉しい一発採用
❸久しぶりの創作を終えて
では、どうぞ。
❶まさにぃのこだわりポイント
工程9で、キバをクルッと下に折るのがポイント。
こうすることで、表向きにした際、キバの角度がいい感じになります。
「キバを白く」というのは、絶対に譲れないところだったので、上手にデザインできて良かったです。
あとは何といっても、極力シンプルに。
初心者の方でも折れるように、写真をたくさん撮って、工程を細分化しました。
工程16はなかなか説明しづらいのですが、ビフォーアフターをよく見比べれば大丈夫かと思います。
動画にすると分かりやすいんですけどね。
需要があれば、ライブ配信でもしようかな。
❷嬉しい一発採用
先日の講座で本人にお見せしたところ、「イイね、コレでいこう!」と快諾をいただきました。やったぜ!
その場で完成品を分解しながら、隣の生徒さんと一緒に同じものを作ってくれました。
手順も覚えやすかったようで、お二人でサクサク量産し、あっという間に「イノシシの群れ」が完成。
こんなに気に入ってくれて嬉しい!
苦労してデザインした甲斐がありました^^
❸久しぶりの創作を終えて
作品をデザインするのって、大変ですね!
普段はテキストの作品を折るばかりなので、慣れない作業は苦労の連続でした。
この形に行き着くまでに、何回も作り直したことか…
新しい作品を生み出す作家さんの偉大さを、改めて実感。
シンプルな今回のイノシシだけでも、こんなに大変なのに。
ドラゴンとかバラとか、意味が分かりません。凄すぎる…
とはいえ、新しいチャレンジはとてもやりがいがありました。
自身のスキルアップにも繋がった気がします(^o^)
♦︎♦︎♦︎
コレが完成した数日後、「月刊おりがみ」の最新号が届いたのですが…
表紙に、コレとよく似たイノシシが載っているではないか!
「やばい、パクリになる」
と大慌てで中身を確認したら、顔の一部とシッポ以外は全く別物でした。良かった…
過去の作品を全てリサーチすることはできませんが、今回は「まさにぃオリジナル」と胸を張ることにします。
(類似作品があったら、教えてください)
ということで、皆さんもぜひ、やってみてください\(^o^)/