まさにぃの折り紙コラム

折紙師範まさにぃのブログ。

折り紙ハムスターを教えていたら、朝になった話。

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我が家に遊びに来た友人に、勝田恭平氏の「ハムスター」をレクチャー。


彼女は、私の数少ない貴重な折り紙友達。高校生の頃からの長い付き合いです。


私の妻とも気が合うらしく、お互い結婚した今では、両夫婦揃っての付き合いになりました。


左:友人(24cm×24cm)
右:私(15cm×15cm)


それにしても、初見とは思えないほどのクオリティ。


定期講座の生徒たちが、ことごとく苦戦した代物だぞ…


ということで今日は、昨日のハムスター奮闘記をお届け!


❶夜明け前のガチ指導
❷上級者と折るのは楽しい!
❸テキスト以上の情報を読み取る
では、どうぞ。


♦︎♦︎♦︎


❶夜明け前のガチ指導
ハムスターを折り始めたのは、私たち夫婦と友人夫婦、4人で飲んで食って遊んだあとの、午前3時ごろ。


1時間くらいかな?と思っていたのですが、完成する頃には、空が明るくなりかけていました。


撮影した写真の時刻は、5時22分。
え、2時間半もやってたのか!


そういえば、釧路の卓球僧侶がピラミッドを折った時は、3時間50分。
(8月24日の記事をご覧ください)

釧路の卓球僧侶、折り紙でピラミッドを作るの巻 〜230分にわたる戦いの記録〜 - まさにぃの折り紙コラム


ここまで折り紙に熱中できる友達がいるのって、めちゃめちゃ幸せだなぁ。


もちろん、翌日(今日)は午後まで爆睡。
まぁ、たまにはいいよね。


❷上級者と折るのは楽しい!
「折り紙は久しぶり」とのことだったのですが…


やはり、うまい。
基礎がしっかりしているからでしょうか。


要点を押さえたら、あとは自分でパキパキ進めることができます。


さらに「反対側も同じね」と言って、さっきの工程をサクッと繰り返せる。


こりゃあ、教えがいがあるぞ!
ということで、こちらの解説も、どんどん理論的かつ高度になっていきます。


テキストに載っていない小細工を教えるなど、内容はどんどんマニアックに。


しまいには、「爪楊枝は、こう転がすといい」なんて話までしてしまいました。


❸テキスト以上の情報を読み取る
折り紙作品を、より美しく仕上げる。


そのためには、「テキスト通りに作る」というほかに、色々なポイントがあるんです。


例えば、
◯紙が破れやすいポイントはどこか。
◯強く折っていいか、紙をいたわって弱く折るべきか。
◯誤差を直すべきか、このまま進めて大丈夫か。


などなど。
慣れてくると、これらのポイントに気をつけながら折ることができます。


また、折り図の全体を見渡しながら、落ち着いて進められるようになります。


そうなるためには、やはり経験。
色んな種類の作品を、たくさん作りましょう。


だんだん引き出しが増えてきて、「あ、この折り方は見たことあるぞ」という気付きが多くなってきます。


こうなったら、新しい作品も怖くありません。ますますチャレンジが楽しくなることでしょう。


♦︎♦︎♦︎


というわけで、久しぶりのマンツーマン指導でございました。ああ、楽しかった!


ちなみにハムスターの出典は、「第24回折り紙探偵団コンベンション折り図集 Vol24」。

おりがみはうす 第24回折紙探偵団コンベンション折り図集 Vol.24

気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

<素材紹介>

「ショウワグリム教育折り紙」

私がいつも使っている素材です。練習用にはもちろん、しっかりしているので本場用にも使えます。