今日は、「第24回折り紙探偵団コンベンション折り図集 Vol24」より、勝田恭平氏の「ハムスター」をご紹介。
これを作りたい一心で3000円のテキストを買い、ヒマを見つけては量産しておりました。
妻のピアノの上に置いてあるんですけど、弾くたびに振動で「ギュッギュッ」と鳴くそうです。マジかよ。
かわいい!というかすげぇ。
ちなみに、来月の展示会にも出す予定。
規則的に並べようか、それともバスケットに詰めようか…
想像するだけでワクワクします。
さて、10個ほど折ったところで、私なりに作品の解説をいたします。
❶難しいけど、挑戦する価値あり!
❷どんな色でも結構イケる。
❸立ってよし、差してよし
では、どうぞ。
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❶難しいけど、挑戦する価値あり!
シンプルな見かけによらず、難度は高めです。
先週の定期講座で子供たちもチャレンジしたのですが、なかなかの強敵だったようです。
(10月2日の記事をご覧ください)
masanii-origami.hatenablog.com
工程数は97。
複雑系にしては少なめですが、本屋で見かける一般的なテキストと比べると多いと思います。
シンプルにまとめるためには、やはりある程度複雑な工程は出てきてしまうのでしょう。
しかし、折り方そのものは正統派。
トリッキーな折り方は出てこないので、しっかり経験を積んだ方ならできるはずです。
「そろそろ上級者向けの作品をやりたいな」と思っている方には、エントリーモデルとしてもいいかもしれません。
❷どんな色でも結構イケる。
「ハムスターといえば茶系」と思っていましたが、意外と色んな色でもかわいくできます。
青色でもいい感じに仕上がったのは、私も意外でした。単色なら、どんな色でもイケそうですね。
なお、ハーモニーなどのグラデーション紙では、目の色と耳・手足が違う色になるので注意が必要です。
もちろん、裏表を逆にしてもOK。
Twitterを中心に、たくさんの方が色々なパターンを試しているので、参考にしてみてください。
❸立ってよし、差してよし
このハムスター、自分でしっかり立ってくれるのも嬉しいところ。
横から見ると「ト」の字のような構造なので、少し曲げるだけで簡単にバランスを調整できるんですよね。
また、後ろのヒダは、パソコンのキーボードにも差せます。
あまり使わないF9〜F10あたりのキーに差すのがオススメ。
仕事に集中できなくなるレベルでかわいいです。
なお、余談ですが、おしり側のカドをノリづけすると、紙が開かずにスッキリします。
そこだけどうしても、浮いちゃうんですよね。
♦︎♦︎♦︎
先日のこと。
職場の同期が、「窓口に飾る折り紙がほしい」と言ってきたので、ハムちゃんの写真を見せました。
すると、「何これ!かわいい!ほしい!!」と狂喜乱舞。
翌日そいつに折ってあげたら、嬉しそうにデスクへ持ち帰っていきました。
おい、窓口はどうした。
<素材紹介>
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