布施知子「がくぶち三角箱」
はぁちゃんママ作。
あじさい折り「基本形F」
はぁちゃん作。中心のカドを変えて、オシャレに演出。
これらの作品は、はぁちゃん親娘が、同じ講座のメンバーのちなちゃんにプレゼントしたもの。
普段から綺麗な折り紙をくれるので、そのお礼だそうです。ちなちゃん、とっても喜んでいました。
その光景を見て、みんなもニコニコ。こういう雰囲気、すごく大事にしたいです^^
さて、今日は「絵柄」についてのコラム。
❶ちなちゃんの素敵なサービス
❷大きな絵柄の向き不向き
❸面を広く取ろう
では、どうぞ。
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❶ちなちゃんの素敵なサービス
ちなちゃんは毎回、綺麗な紙を持ってきては、講座のメンバーにプレゼントしてくれます。
あじさい折りと相性抜群なコロナハーモニーや、箱などに合いそうなプリズム系、折るのが勿体ないくらい綺麗なレース柄など。
私も何枚かもらったことがあるのですが、チョイスがとっても素敵なんですよね。もらった人が思わず笑顔になる、そんな素敵な絵柄です。
❷大きな絵柄の向き不向き
キャラクターが大きく描いてあったり、1枚の絵画のようなデザインの折り紙は、見ていてとても綺麗です。
しかし、折る作品によっては、一番見せたいと思っていた箇所が、内側に隠れてしまうことがあります。
また、包装紙のような不規則な絵柄の場合も、予測が難しいです。
でも、そこで躊躇してしまうと、せっかく取っておいた綺麗な紙が、そのままお蔵入りしてしまいます。
あまり考え込まずに、思い切ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。自分でもびっくりするくらい綺麗な作品が完成することもあります。
❸面を広く取ろう
複雑な作品は、紙の重なりで細部を表現していることがほとんど。絵柄と折り目がケンカしてしまうこともあります。
絵柄をよりよく見せるためには、題材選びも重要です。
4月4日のコラムでも触れたところですが、「面が広い」ものがオススメ。
例えば「シャツ」。絵柄を全面的に活かせます。
それから「折り鶴」。羽の面を使って絵柄をアピールできます。
この紙の魅力を最大限に引き出すには、何を作ったらいいだろう。そんな想像をするのも、なかなか楽しいものです。
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というわけで、色々言っちゃいましたが、まずはたくさんチャレンジするのが良いと思います。
折っているうちに、思わぬ発見があるかもしれません。失敗も含めて、自分で得た経験はとても糧になります。いつまでも、体に染み付いてくれるんですよね。
皆さんの「こんな絵柄でやってみたよ!」という報告、お待ちしています^^
<テキスト紹介>
「ユニット折り紙でつくるおしゃれな小物たち」
ウチの講座で中毒者続出の良書。
三角・四角・六角など、様々なバリエーションを楽しめます。
「あじさい折りおりがみ」
言わずと知れたあじさい折りのバイブル。
基本形を制覇するだけでも、がっつりやりがいがあります。