まさにぃの折り紙コラム

折紙講師まさにぃのブログ。

神谷哲史「アマガエル」

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久しぶりの神谷作品。
24cm×24cmの教育折り紙を使いました。

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筋肉質な後脚と、背骨の質感がリアル。これを再現できたのは嬉しいです。

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徹底的に作り込まれた神谷氏の作品は、どれも鳥肌が立つほど精巧にデザインされています。裏も表も妥協がありません。

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ただし、どれも例外なく作り方がえげつない。常に紙の厚さとの格闘です。しかし、新しい題材にチャレンジするたび、新たな技術と出会えるのが面白いところ。

 

私程度のレベルでは、一回目は完成させるだけで精一杯なので、試作品を何個か作ってから、本当に折りたい紙で本番を折ります(これは3個目)。

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下の白いやつは試作品2号

 

神谷作品は大雑把に作り始めると、終盤で破綻します。少しの誤差が新たな誤差を呼び、途中で物理的に折れなくなるんです。普通の教育折り紙の場合、仕込み(折り筋)が正確なだけではダメで、厚みを考慮した微調整が必要になります(要は「上手くごまかす」ってこと)。この加減はなかなか言葉にできないので、やはり経験がものを言います(今度レポートでも書いてみようかな…)。

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本当は「これ折りたい!」と目を輝かせた人にどんどん折ってもらいたいんですけどね…ビギナーズラックで乗り切ろうとせず、初めは色んな題材から技術を盗んでいきましょう。

 

でも、マジで挑戦したい方は、一緒にやりましょう。

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個人的にこの写真がツボ。