紙が薄すぎてペターンとなってしまったので、両端を引っ張って立体感を出しました。
ホイル紙というのは、教育折り紙に一枚ずつ入っている金銀の紙のことで、完成品の見栄えの良さと整形のしやすさから「本番用」ともいわれています。
しかし難度は上がります。
つけた折り筋は二度と消えないので、一度決めたら躊躇なく折らなければいけません。また、少し曲げただけでも跡がつくので、この作品のようにカドと縁が残る作品は、不要な場所に触れないよう、特に注意が必要です。
さらに、折った紙が戻らないので、いちいち手で紙を戻す必要があります。
つまり、めんどい。
なお、折り紙教室で子供たちに配る際には、ホイル紙を抜いておかないと、運良く(運悪く)見つけた子が大変な事になります。
序盤→大喜び
中盤→涙目
終盤→無残な姿に。
まるで地雷のような材料。
大人もナメてかかると痛い目をみます。
通常の紙より時間をかけて、丁寧に作りましょう。