右半身が少し不自由な方と一緒に折り紙をする機会が定期的にあるのですが、毎回、その方(Tさん)の器用さに驚かされます。
今回は、Tさんが片手で折り上げた雛人形を紹介。
「やっぱり左手だけだと難しいね〜」なんて言いながら、時間をかけて丁寧に作った作品は、片手とは思えないクオリティ。
紙を押さえるためにバインダーを使ったり、折るポイントにペンで印を付けたり、色々工夫をされています。機械加工のお仕事をされていたそうで、几帳面な作業は好きなんだそうです。
最初は私が紹介した簡単な作品を折るだけでしたが、今ではテキストを持参して「ココがわからない」と具体的な相談をしてくれるようになりました。
今では、通っているデイサービスで、他の利用者さんに教えているそうです。こういう連鎖、嬉しいですね。
ちなみにTさんは現在、伝承作品「妹背山」に挑戦中です。