まさにぃの折り紙コラム

折紙講師まさにぃのブログ。

ガーデンローズ、ボリュームアップ大作戦! 〜佐藤直幹さんのアドバイスを実践〜

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6個目の挑戦となる、佐藤直幹さんの「ガーデンローズ」

今日は、花びらをより大きく、豪華に見せるための工夫をご紹介いたします。

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使った素材は、ヴィヴァルディの「CANARY YELLOW(カナリアイエロー)」

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ハイブリッドティーローズを折った際、とても好評だった色です。
(当時の記事:2019/07/26)

masanii-origami.hatenablog.com

 

さて、今日のトピックはこちら。

❶佐藤直幹さんのアドバイス
❷さっそく実践!
❸前回とのボリューム比較


♦︎♦︎♦︎


❶佐藤直幹さんのアドバイス
紫色のガーデンローズを折った、前回のこと。
(前回:2019/09/22)

masanii-origami.hatenablog.com


Twitterのコメントで、佐藤さんがこんなアドバイスをくださいました。


「外側から三列目の花弁を、もっと丸くすることもできます」

「今の状態だと、中心に沿っている感が強いので、そこも思いっきり丸くしてみてください。きっと、もっと豪華に見えます。」


なるほど。
1・2列目に気を取られて、3列目が疎かになっていました。
テキストでは、浮かせて丸みをつけている印象です。
ここを大胆にグリッとやるか、ハイブリッドティーローズのように外側にめくるか…

迷っていた所に、アドバイスが続きます。


「中心から少し離すだけでもいいと思います。あまりに近すぎると紛れてしまうので。あとは好みですね」


なんて親切なお方…
いちプレイヤーの私に、ここまで細かく御指導いただけるなんて恐縮です。


次のトピックでは、実践レポをお届けいたします!


❷さっそく実践!
3列目の花びらをめくる際に、Before-Afterを記録してみました。
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内側の根元に指を突っ込んで、グリッとめくると、意外とすんなり外側に傾いてくれます。


あまり広げすぎると、下の花びらが隠れてしまうので、微調整。

上から・横から・斜めから。
色々な角度から観察して、ベストバランスを考えました。

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なお、少し話がそれますが…

2番目の花びらのヒダは、工程39の時点で、一度グリッと開いておくのがオススメです。

工程40-1〜40-3を開いたまま進めると、工程41が終わる頃に、しっかり固定されます。

このシーンは、過去のコラムで解説しているので、良かったら後ほどチェックしてみてください。
(2019/09/18)

masanii-origami.hatenablog.com

 

❸前回とのボリューム比較
今回の結果を、前回と見比べてみました。

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筒状だった3番目の花びらに動きが出て、ボリュームが増しています。

また、前回は、花びらが内側と外側でくっきり分かれていました。

今回は、加工した3列目が「つなぎ」となり、より全体のバランスが良くなった気がします。


それから、昨日のこと。
佐藤さんがInstagramで、ご自身のガーデンローズの写真を上げてくださいました。


や、やはり美しい…
作りも端正で、優しいグラデーションも素敵。
私の作品を並べるなんて、おこがましい…

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と思いながらも、スキルアップのため、十二分に活用させていただきました。

やはり「本家」には遠く及びませんが、前回よりもグッと良くなった気がします。


♦︎♦︎♦︎


というわけで、佐藤さんの手厚いアドバイスあっての本作でございました。

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こんなに貴重なアドバイス、独り占めするなんてバチが当たります。

頑張って写真と記事を作ったので、少しでも多くの情報がシェアできれば幸いです。

皆さんもぜひ、折る際の参考にしてみてください。

 

「紫のバラ」に「金のガク」 〜ガーデンローズの新色提案〜

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「一枚の紙から作るバラの折り紙」より「ガーデンローズ」、5個目のチャレンジです。


素材は、ヴィヴァルディの「VIOLET(バイオレット)」。

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マットで落ち着いた、薄手の紫色です。

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ガクは、教育折り紙の金色。

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サイズは15cmなので、そのまま使えます。
(五角形カットは必要です)


さて、今日のトピックはこちら。

❶「紫」と「金」のハーモニー
❷ガクのアレンジが活躍
❸工程にも一工夫


♦︎♦︎♦︎


❶「紫」と「金」のハーモニー
当初は、紫のバラと緑のガクで「エヴァ初号機カラー」を考えたのですが…

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出オチになりそうなので、作戦変更。


大量に余っていた金ホイル紙を使ってみました。

キラキラ輝く金色が、紫のバラを程よく引き立てています。

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置き物だけでなく、加工してブローチにしても良さそうです。

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❷ガクのアレンジが活躍
ノリなしでガクをはめるために、前回ご紹介したテクをそのまま使いました。

上のカドを全て(10箇所)中割り折りする方法です。
(前回:2019/09/20)

masanii-origami.hatenablog.com


厚みのある前回のタントと比べて、今回の金ホイル紙は若干スカスカでしたが…

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逆さにしても落ちないので、OKとしましょう。


❸工程にも一工夫
工程10の、フチを引っ張ってずらすシーン。
ここで毎回、内側が破れてしまうんですよね。


今回は試しに、一旦細くしたカドを開いてしまいます。


開いて、ずらして、また折り直す。

ちょっと紙が浮くのですが、構わず工程11以降を進めます。

ちょっとアクロバティックな作業なので、好き嫌いが分かれそうですが、紙が破れにくいので、個人的にはオススメです。


ここで、皆様にお詫びを1つ。
ガクの途中写真、撮れませんでした\(^o^)/


電車の中で完成させてしまったので、カメラを使えなかったんです。
電車内はまぁまぁ捗るのですが、コレばかりは仕方ないですね…


♦︎♦︎♦︎


というわけで、今日は完成写真のみとなりましたが、たまには良いでしょう。

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ここ2〜3ヶ月で3種のバラを折りましたが、どれも個性的で気に入りました。


別の作品に手を出そうか、最初の「ハイブリッドティーローズ」をおさらいしようか…迷うところです。


これからも気の向くままに、やっていこうと思います^^

 

佐藤ローズの“縁の下”。「シンプルローズ用のガク」を折りました

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先日から挑戦している「ガーデンローズ」に慣れてきたので、そろそろ…と思いまして。


「シンプルローズ用のガク」を作ってみました。

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その名の通り、「シンプルローズ」と「ガーデンローズ」、どちらにも使えます。

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写真は、前回折ったガーデンローズ。
(2019/09/18)

masanii-origami.hatenablog.com

素材と大きさは、ガク・タント15cm、バラ・ヴィヴァルディ25cmです。


今回は、テキストの完成形にアレンジを加えてみました。

❶ふっくら幅広の花びら
❷ガクがはまらない!?
❸無理矢理はめちゃうアレンジ


♦︎♦︎♦︎


❶ふっくら幅広の花びら
ハイブリッドティーローズ・ニューモダンローズに使う「バラのガク」と、今回のものを見比べてみましょう。


「シンプルローズ用のガク」は、前述のガクよりも幅広で、ボリュームがあります。

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鋭角で端正なニューモダンローズには、剣先のように尖ったガクを。
ふんわり丸いガーデンローズには、雫状のガクを。

どちらも、美しいバラのデザインを引き立たせています。
こうしたバランスも、計算されているのでしょうか。


なお、こちらの作り方はちょっとコツが要ります。

特に、工程10の折り目をずらすシーン。
無理に引っ張ると紙が破れてしまうので、揉み込みながら、ゆっくりゆっくり。

根元と中心が一致するくらい多めに離すと、工程12の中割り折りがしやすくなります。


❷ガクがはまらない!?

さて、ガクが完成したはいいものの。

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は、はまらねぇ…
スッカスカやないかーい!

花の裏の星形を開いたり、外側に沿わせたり、あれこれ試行錯誤したのですが、全く分かりません。


と、そんな時。
佐藤さんから、絶妙なタイミングでコメントが。

このガクは、カチッとはまらないので、ノリ付けが必要なんだそうです。


なるほど納得。
接着面が「線と線」で難しそうだから、今度グルーガンでも買ってこようかなぁ。


❸無理矢理はめちゃうアレンジ
とはいえ、何とかして、ノリなしで付けられないか。


色々と試してみたところ…
ガク上部のカドを中割り折りすれば、ズボッとはまることが判明しました。

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まずは、ガクの真上を5箇所。
それから、真横のカドを5箇所。
計10箇所を、45°の角度で中割り折りします。


すると、ガクの真上に45°のカドが出現します。
コレを、花の裏にある星の間に突っ込む。


グリッと押し込めば…ほら、落ちない!

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中割り折りで厚くなったフレームが突っ張って、内側を支えています。
ややグラグラしますが…ヨシとしましょう!


♦︎♦︎♦︎


今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。

少々不安定なアレンジですが、興味がある方は、やってみてください。

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さて、次は何色を作ろうか
…あれ?
「何を作るか」ではなく、選択肢が佐藤ローズ1択になっているッ!


しばらく、この境地から出られそうにありません。
皆さんもおいでませ、佐藤ローズ沼。

「ガーデンローズ」4度目の挑戦。 〜花びらの動きをつけてみた〜

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佐藤ローズの中でも、ふわっと丸みを帯びたフォルムが美しい「ガーデンローズ」。


綺麗に仕上げるにはどうしたらいいか、研究の真っ最中です。
今日は、花びらに躍動感を持たせてみました。

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前回は紙が破れてしまったので、ちょっと大胆にアレンジ。
(前回:2019/09/16)

masanii-origami.hatenablog.com


使った素材は、ヴィヴァルディの「RED」。
以前「ハイブリッドティーローズ」で使った「DARK RED」よりも明るく、鮮やかな色味が特徴です。


それでは、今日の検証内容はこちら。

❶花びらがアグレッシブに!
❷仕込みから慎重に
❸見えない「内側の星」


♦︎♦︎♦︎


❶花びらがアグレッシブに!
「一度大きく開いて、花びらを丸くして、そのまま折り戻す」

佐藤さんのアドバイスを参考に、勇気を出してガバッと整形していきます。


花びらの面積が広がって、全体がより大きく見えるようになりました。
Before-Afterを比べると、より丸みを帯びているのが分かります。

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しかし、ちょっと盛大にやり過ぎたかも…

鮮やかな赤色も相まって、見方によっては火の玉のようにアグレッシブな仕上がりに。

一番外側がしっかり見えるように、もう少し控えでも良いかもしれませんね。


❷仕込みから慎重に
今回フォーカスした花びらを、仕込み段階で見てみましょう。

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工程9で、◯が付いた2箇所にご注目ください。

右側が一番外側の花びら、左側が二番目の花びらになります。

全体をまとめる時は、この部分を酷使しないように気をつけましょう。


余らせる幅は、小さ過ぎると工程41で伸ばす際に破れるし、大きく過ぎると伸ばせません。

私も試行錯誤の最中ですが、何回かやってみると、ベストバランスが見えてくると思います。


❸見えない「内側の星」
ガーデンローズは、工程20あたりで綺麗な星形が現れます。

五角形の中心を沈め折り(opensink)してできる構造で、ハイブリッドティーローズやニューモダンローズにはない特徴です。

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完成品をひっくり返すと見えますが、ガクを付けると隠れてしまいます。


バラに限らず、高難度の作品には、途中工程に美しい構造がしばしばあるんですよね。
思わず、手を止めて写真を撮りたくなります。


このような一瞬を切り取れるのはプレイヤーの特権で、折り紙の醍醐味でもあります。


♦︎♦︎♦︎


今日もお付き合いいただき、ありがとうございました。
まだまだ作り始めたばかりなので、もっと研究を重ねて、綺麗に作れるようになりたいものです。

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今後の検証も、皆さんの参考になれば幸いです。


それから、さっき試しに「ガク」を作ってみたのですが…
上手くハマりません\(^o^)/
どなたかコツを教えてくだされ…

 

ガーデンローズ、3度目の挑戦にしてヴィヴァルディを破る 〜バラ折り紙の沼は深い〜

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先日、まずまずの仕上がりだった「ガーデンローズ」を、さらに突き詰めてみました。


パッと見では分かりづらいですが、花びらの形が、前回と微妙に違います。

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より自然な丸みが出ていませんか?


今回は、変更点の解説メインでお届けいたします。

❶佐藤さんからのアドバイス
❷紙が破れる悲劇
❸今回のカラーチョイス


♦︎♦︎♦︎


❶佐藤さんからのアドバイス
前回の投稿で、作者の佐藤さんからこんなコメントをいただきました。


「外からヒダになっている所を広げると、花びらがもっと丸くなりますよ。工程41です。」


折ったことがない方にはチンプンカンプンだと思いますが…
現物とテキストを見比べると、結構よく分かります。

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「斜めに段折りされたヒダを、根元が内側になるまでズラし、フラットになった端をカーブさせる」


言葉にすると、こんな感じでしょうか。
分かりづらいですね( ̄▽ ̄)

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コメント付きの写真解説を作りましたので、後ほどご確認ください。


❷紙が破れる悲劇
頭では分かったものの、なかなか思い通りにはいかないものです。

最初に手をつけた1箇所が、破れてしまいました。

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グリッとねじるように引き出したのが悪かったみたいで、さすがのヴィヴァルディも耐えられなかったようです。やってしまった…


で、でも!
自分の手で失敗するとインパクトがありますから、忘れないんですよね。
次回こそはキッチリ仕上げます!


ちなみにこのパーツの基礎が作られるのは、工程8〜9の右側部分です。
ここから完成までは結構長いので、ヨレないように注意しましょう。


❸今回のカラーチョイス
さて、最後に素材紹介です。

今回使った色は、「TURQUOISE BLUE(ターコイズブルー)」。

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周りがパッと明るくなるような、淡い青色が特徴です。


この色、実はちゃっかり過去にも登場しています。
直近では、「バラの葉」を折った時。
(2019/09/02)

masanii-origami.hatenablog.com


それから、「ニューモダンローズ」の仕上げ研究でも1回。
(2019/08/31)

masanii-origami.hatenablog.com


そして実は、私が一番最初に「ハイブリッドティーローズ」を折ったのもコレです。
(2019/07/08)

masanii-origami.hatenablog.com


佐藤直幹さんとのファーストコンタクトを飾った、思い出の色でもあります。


同じ色でも表情が異なるので、3種類のバラを比べてみてください。


♦︎♦︎♦︎


というわけで、「ガーデンローズ」3回目の挑戦でございました。

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「紙を破らない」という新たなミッションも見つかったことだし、今後もさらに前へ進めそうです。


「成功も失敗も全部見せちゃうスタイル」、これからも続けようと思います。
次回もお楽しみに\(^o^)/

 

大敗を喫した「ガーデンローズ」、プライド(意地)をかけた再挑戦!

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初っ端から工程を間違え、2度の全バラシを経て完成させた「ガーデンローズ」。
(前回:2019/09/12)

masanii-origami.hatenablog.com

 

辛酸をなめた前回の教訓を活かし、じっくりキッチリ仕上げました。

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テキストの表紙と雰囲気は異なりますが、良い感じ!

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気持ちよくリベンジできて、清々しい気分です。


では、さっそく振り返ってみましょう。
❶前回の失敗ポイント
❷ふんわりカーブでナチュラルに
❸バラに最適なヴィヴァルディ


♦︎♦︎♦︎


❶前回の失敗ポイント
繰り返しになりますが、自分への教訓の意味でもおさらい。


まず、ガーデンローズの工程が始まる前、シンプルローズの工程2の仕込み。
ここの寸法は「1/3」ではなく「1/2」です。

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ハイブリッドティーローズ、ニューモダンローズに慣れていたので、1/3とばかり思っていました。
ここを間違えたおかげで、全てのバランスが狂ってしまったんですよね。
前回のフラストレーションを晴らすべく、キッチリ仕込みます。


次に、収束させる際の「求心中割り折り」。
前回は、折り筋はつけたのに、折らないまま突っ走ってしまいました。

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出来上がった寸胴のような花びらに、再び頭を抱えるのでした。


結論。
折る前に、テキストをちゃんと読みましょう!

いつも生徒さんに言っている言葉なだけに、お恥ずかしい限りです。


❷ふんわりカーブでナチュラルに
前回は完成させるだけで手一杯でしたが、今回は花びらを整形する余裕ができました。

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こだわったのは「ふんわりカーブ」
ナチュラルな曲線と、優しい丸みを目指しました。


先端のカドを丸くするシーンは、少し折り下げる(曲げる)くらいでストップ。

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裏側まで折り切ると、両側が尖ってしまう事があるんですよね。
紙の端が伸びるのが原因なのですが、ゆるく折ると軽減できます。


あとは、全体がゆる〜く繋がるように、紙を揉み込んで整えてあげます。


前回のものと並べてみると、一目瞭然。かなりクオリティが上がりました。

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裏側も綺麗に作れて、満足です\(^o^)/


❸バラに最適なヴィヴァルディ
綺麗に仕上がったことだし、改めて素材の話をいたします。


使ったのは、ヴィヴァルディの「ROYAL BLUE(ロイヤルブルー)」
吸い込まれるような、深い青色です。

しっとり涼しげな「AZURE BLUE(アジュールブルー)」より、重みがあります。

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「紙の温度」のサイトを見ると、AZURE  BLUEしかないようですが…
他にも色々なラインナップがあるので、この機会にぜひチェックしてみてください。
https://www.kaminoondo.co.jp/store/small/118/


♦︎♦︎♦︎


はい、約束どおりリベンジできました!
100点とはいきませんが、かなり満足度の高い仕上がりです。

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今回はかなり濃い色を使いましたが、テキストのように、淡い色との相性が良さそうです。
さて、次は何色にしようか。

 

大失敗…から奇跡の生還。ほろ苦デビューの「ガーデンローズ」!

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ここ2ヶ月で折りまくっている佐藤ローズ。

ハイブリッドティーローズ、ニューモダンローズに続き…

今回は、「ガーデンローズ」でございます。


ふわっと丸みを帯びた美しい姿は、テキスト「一枚の紙から作るバラの折り紙」の表紙にもなっています。


シャープなバラもいいけど、こういうソフトな作品も折ってみたいな…
と思って手を出したら、なかなかハードな思いをしました。


ということで、情けないコトの顛末をお読みくださいませ。
❶スタート直後に致命傷
❷2度の全バラシ
❸苦しまぎれの微調整


♦︎♦︎♦︎


❶スタート直後に致命傷
花びらを収束させる工程31までは、順調にキッチリ進められたのですが…


ここで、テキストと形が大きく違うことに気付きます。

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なんか…もっこりしてる…


中心のふくらみに対して、サイドの高さが明らかに低過ぎます。
どんなに頑張っても、全くテキストの形になりません。


思い切って全部バラしてみると…
なんと、一番最初(シンプルローズの工程2)が間違っていました。

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「1/3」じゃなくて「1/2」じゃないか!

折る幅が、1cmくらいズレとるッ!!
そういえば、工程8あたりで違和感に気づいたのに。
そこで戻っておけば良かった…

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あまりに初歩的な見落としに、しばらく呆然とするのでした。


❷2度の全バラシ
失敗を理由に貴重なヴィヴァルディを捨てるなんて、バチが当たります。

涙をのんで、全部バラして初めから再スタートしました。


微妙にズレた折り筋を避けながら折り直すのは、かなり神経を使います。

(普段折り紙をやる人なら、この状況の恐ろしさが分かると思います)


帰りの電車に揺られ、1人ヒーヒー言いながら(実際は言ってません)、気合いと根性で完成まで漕ぎ着けました。


が、しかし!
再び、何かがおかしい。

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よく見たら「求心中割り折り」が取れているではないか。


どこへ行きよった、求心中割り折り。
さっき折ったばかりじゃないか。
俺を置いて行かないでくれッ!


花びらを組み立てる途中で、取れてしまったのでしょう。
泣く泣く花びらを分解して、組み立て直すのでした。

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❸苦しまぎれの微調整
完成品は何とかソレっぽく仕上がってますが…

中身はメタメタです。

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でも、せっかくなので、失敗も全部見せちゃうスタイルでいきましょう(^o^)


まず、中心に2つの穴があきました。

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光に透かせば、キラリと寄り添うふたつ星。

「I WISH」の2ndシングルを聴いたのは、高校生の頃だったなぁ…


でもね。
それ、爪楊枝で刺しちゃった穴なの。


次。
内側の花びらは、折り目が大変なことになっています。

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あちこち迷走しすぎて、キッチリ折れません。

強度の高いヴィヴァルディでなければ、完全に裂けていたことでしょう。


最後に、外側の花びら。
ヨレヨレです。ついでに底もヨレヨレです\(^o^)/

なめらかな曲線を駆使し、ナチュラルに仕上げましたが、これが限界でした。


で、でもほら。

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盛大に失敗した割には、良くリカバリーできたと思いませんか?(言い訳)


♦︎♦︎♦︎


はい。
危うくゴミになりかけたガーデンローズを、何とか復活させることができました。


ハイブリッドティーローズやニューモダンローズと並ぶ★★★★★(難度5)は、やはり一筋縄ではいきませんね。
しっかし、2度も分解するハメになるとは…


これだけインパクトのある失敗をブチかました手前、次は負ける気がしません。
近いうちに再挑戦して、きっちりキメたいと思います。


こうして人は、佐藤ローズ沼にはまっていくのか…