まさにぃの折り紙コラム

折紙師範まさにぃのブログ。

ピンと伸びるシッポがかわいい! 〜月刊おりがみ518号「シッポ猫」〜

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本日11月11日は「 #おりがみの日 」だそうです。


日本折紙協会のサイトによると…

1が4つで正方形のおりがみの4辺を表すことから、1980年、この日を「おりがみの日」に制定しました。

とあります。なるほど。


ということで、今日も折り紙やっていきましょう!

今日の作品は、加茂弘郎「シッポ猫」。
月刊おりがみ518号(2018年10月号)より。


昨日ちなちゃんが作った「キューブボックス」と同じテキストです。

masanii-origami.hatenablog.com

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昨日の記事を考えながらパラパラめくっていたら、偶然コレを発見。


時間に余裕があったので、サクッと一発チャレンジしてみました。


15cm×15cmで折ると、完成サイズは約4cm。

ちょこんと手のひらに乗る、かわいい感じに仕上がりました。

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さて、今日は作品の解説をしていきましょう。

❶ネックは工程23

❷薄い紙or大きい紙がオススメ

❸シッポは色々工夫できそう

では、どうぞ。


♦︎♦︎♦︎


❶ネックは工程23

しかし、全体的にそこまで難しくありませんが、工程23がちょっと複雑なので、ココだけ苦戦するかもしれません。


「段折り」と「開いてつぶす」を同時にやる感じでしょうか。


紙を半開きにして、端の方から少しずつ折っていくといいでしょう。


次の工程24とこまめに見比べると、イメージがわきやすいです。


なお、この折り方は、神谷哲史「ライオン」の工程81・83とよく似ています。こちらの経験がある方は、ピンと来るはず。


❷薄い紙or大きい紙がオススメ

テキストの解説では、「紙の厚みが出るので、少し薄めの紙で折るといいでしょう」とありました。


身近なものだと、金・銀のホイル紙がオススメ。


また、大きめの教育折り紙を使ってもいいと思います。


最近では、100円ショップにも24cm〜25cmの折り紙が売っているので、とても便利です。

金・銀が入っていない場合もあります)


ちなみに私は面倒なので、そのへんに余っていた15cm×15cmの茶色を使うことに。


やはり、中盤になると厚みが気になってきますが、なるべく紙に負担をかけないように気をつかえば大丈夫です。


❸シッポは色々工夫できそう

長くピンと伸びたシッポは、もちろんそのままでも良いんですけど、何か工夫がたくさんできそう。


U字に曲げて、フックみたいにしても面白いかもしれませんね。


たくさん作って、並べてつるすと賑やかになりそうです。


♦︎♦︎♦︎


というわけで、今日は真面目に作品の解説をしてみました。


ハロウィンは過ぎてしまいましたが、このテキストはまだまだイケそうです。


講座の生徒さんにもPRしてみようっと^^