佐藤ローズでおなじみ、佐藤直幹さんが考案された「ハチドリ」を折ってみました。
以前に折った「初代五角バラ」も添えて、カラフルな花畑を演出。
偶然にも、同じ方がデザインした作品が再会する形となりました。
佐藤ローズ×佐藤ハチドリの共演です。
(バラに関しては、9月14日のコラムをご覧ください)
バラ折り紙の代名詞「佐藤ローズ」に、遅ればせながら初挑戦! - まさにぃの折り紙コラム
ハチドリの折り方は、佐藤さんのTwitter(Naomikisato)で公開されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
解説も丁寧で、とっても分かりやすいです。
簡単な写真折図を作りました。 pic.twitter.com/EdAZAh7XIm
— Naomiki Sato (@NaomikiSato) 2018年9月29日
さて、解説はご本人のツイートが一番分かりやすいですが、私なりの観点でも書いてみました。
❶ベースは鶴の基本形
❷ハーモニーカラーが人気
❸慣れてきたら、小さなサイズで
では、どうぞ。
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❶ベースは鶴の基本形
折り鶴の工程の中間地点、♦︎(菱形)のかたちを「鶴の基本形」といいます。
この形はとっても優秀で、さまざまなパターンの鳥を作ることができるんです。
今回のハチドリも、4つのカドで「頭・羽根・尾羽」の4つをデザインする、とてもポピュラーな形です。
クチバシや尾羽は、カドを潰して細く。
羽根は、曲線の折り目をつけて丸みを帯びさせています。
同じ基本形から、こんなに違う鳥が生まれるのは、折り紙の奥が深いところですね。
❷ハーモニーカラーが人気
ハチドリはカラフルな鳥なので、華やかな絵柄がオススメ。
今回使ったのは、ラインハーモニー。
うるさすぎない、自然な仕上がりが気に入りました。
SNSで見かけたものも、ほとんどの方がグラデーション系の絵柄を使っていました。
ちなみに、佐藤さんご本人は、英国旗柄でも折っていました。とってもオシャレ!
完全するまでどんな仕上がりになるかわからないので、色々と試してみましょう^^
❸慣れてきたら、小さなサイズで
15cmで折れたなら、もう少し小さなサイズに挑戦してみましょう。
11.7cmで折ったら、より本物らしいサイズになりました。
ハチドリは、世界で最も小さな鳥。
10cm以下の種がほとんどなので、これでもちょっと大きめかな…?
15cmの半分、7.5cmでもかわいくできます。
ちょっと細かくなるので難しいかも?
慣れてきたら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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余談ですが、これを初めて折ったのは、ファミレスの席待ちの時間。
作業中、隣のファミリーがずーっと見ていたので、完成品をプレゼントしたらとっても喜ばれました。
席待ちの時間の退屈を、過ごして和らげることができて良かったです^^
<素材紹介>
自然なグラデーションが美しいハーモニーカラー。
今回使ったのはラインハーモニーですが、ソフトハーモニーもいい感じに仕上がりそうです。