ちなちゃん作「本と本棚」
「折り紙教室 in 図書館」の作品紹介、第5弾。
ちなちゃんは、月に数回の定期講座にも来てくれている、小学5年生の女の子です。
昨日のたいせいくんは、ハイレベルな複雑系作品でみんなを驚かせましたが、彼女の作品にも、また違った魅力があります。
ということで、今日もコラムをお楽しみください。
❶まさにぃ、ちなちゃんのセンスに敗北
❷まさかの大盤振る舞い!?
❸ちなちゃん先生の活躍
では、どうぞ。
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❶まさにぃ、ちなちゃんのセンスに敗北
この作品、もともとの題材は、Martin Wall氏の「本」。
私が7月24日にブログで紹介した作品ですが、記事を見てくれたちなちゃんが、折り方をYouTubeでリサーチし、自力で覚えたんだそうです。
たくさん折って、本棚にぎっしり詰め込むと、カラフルなインテリアが完成。この発想はなかったなぁ。
はっきり言って、私が折ったものより素敵です。こういうセンス、羨ましいぞ!
❷まさかの大盤振る舞い!?
ちなちゃんは、持ってきた作品を、部屋の一角に並べていきました。
何をするのかなーと思ったら、「ご自由にどうぞ」という札を立てて、作品の無料配布コーナーを作り始めました。
本と同じく、カラフルな折り紙で作った「シャツ」まで無料配布。何というサービス精神!
ちなちゃんはよく、綺麗な折り紙をみんなにプレゼントしていますが、この日はとりわけ大サービスなのでした。
❸ちなちゃん先生の活躍
折り紙教室も後半にさしかかった頃。
ちなちゃんの作品を見た4歳の女の子が、「私も折りたい」と言ってくれました。
ちなちゃんに「一緒にやってもらえるかな?」と頼んたところ、急遽先生を引き受けてもらえることに。
ちょっと難しいかな…と心配していましたが、ちなちゃんはとっても丁寧に教えてくれて、分からないところは一緒に折ってあげていました。
しばらくすると、無事に完成。とってもきれいにできました。
しかも、金・銀のホイル紙じゃないか!
頑張って折っていた女の子はもちろん、優しく教えてくれたちなちゃんに拍手を贈りたいです。ありがとう、ちなちゃん!
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これまで5日間にわたって続けました、「折り紙教室 in 図書館」の作品紹介。
まだまだお見せしたい素敵な作品がたくさんありますが、このあたりでひと段落としましょう。
機会があったら、また紹介しますね。
お付き合いいただき、ありがとうございました^^
<テキスト紹介>
山口真「端正な折り紙」
今回の「本」の出典はこちら。