まさにぃの折り紙コラム

折紙師範まさにぃのブログ。

はぁちゃんの母の日ギフトと、私の実家の話。

 

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今日は母の日ということで、昨日の講座では、ギフトボックスやカーネーションなど、母の日にちなんだ作品がたくさん作られました。今回はその一つをご紹介。


きれいな手にパステルカラーの洋服、それに清楚な時計もされていたので、そのままパーツモデルになっていただきました。

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作品はがくぶち六角箱に入れる飾りなのですが、これだけでも一つの作品として気品を感じさせます。


はぁちゃんは大学4年生ということで、就活も本格化する時期でしょうし、同級生との大切な時間もあると思います。そんな貴重な時期に、こうして何度も講座に足を運んでくれて、本当に嬉しいです。

 


さて、私の実家には、私が小さい頃に折った大量の作品が、ポリバケツに山積みされています。


当時の私からすると、練習の残骸みたいなもんですから、さっさと処分して欲しかったんでけど、そのへんの包装紙で折った一見どうでもいい作品まで、全部取ってあるんですよね。まぁ、我が子が作った作品には何でも愛着がわくもんなのかなぁ、と漠然と考えていました。


最近ふと気付いたのですが、ウチの講座で夢中になって折り紙をする子供の親御さんは、とっても嬉しそうな表情をされているんですよね。もちろん、作った作品は全部、大切に袋に入れて持って帰っています。「折り紙を始めてから、家に作品があふれてしまって…」と、まんざらでもない様子です。


子供が作った作品というのは、クオリティの高さなんて大して重要じゃないんですね。私の母親の気持ちが、少し分かった気がします。